いつか海外で生活してみたいという思いと、英語を話せるようになりたいという思いがあり、それならば就職して動きにくくなる前に行ってしまえ!という半分勢いでワーキングホリデービザが使える英語圏の国を探し、2年間滞在できるオーストラリアに行くことを決めました。
まず半年間、学生ビザを使ってブリスベンの語学学校で勉強をし、その後ワーキングホリデービザに切り替え、セカンドビザ申請のためバンダバーグという場所でファームの仕事を4ヵ月間頑張り、その後現在に至るまでシドニーで生活をしています。あと半年ほどビザの期間が残っている為、そのままシドニーで滞在する予定です。初期費用は150万円ほどだったと思います。
仕事をしていなかった学生ビザの時とワーキングホリデービザの現在では、ブリスベンとシドニーという場所の違いもあり、若干違ってくると思いますが、シドニーにいる現在は月10万円ほどです。ブリスベンにいた学生ビザ時代は、仕事をしていなく節約生活をしていたため、月10万円はいかない、8万、7万くらいだったと思います。
ブリスベンのILSCという学校は非常に良い学校でした!先生たちが気さくでハロウィーンの日なんかは先生たちがコスプレして授業をしていたりもしていました。
参加自由のアクティビティーも盛んで、自分のやる気次第で色んなイベントに参加できます。
そして一番のポイントは、他の学校よりも厳しい『イングリッシュ・オンリー・ポリシー』です。学校内では英語以外使ってはいけませんよ、というルールで基本的にどの語学学校も取り入れているものなのですが、他の語学学校に通っていた友人の話いわく、英語以外で話しても軽い注意を受けるだけか、注意すらしない先生もいるそうです。
しかし、ではルールを破ると最悪退学になります。筆談ですらも許してもらえません。(さすがに辞書は使えます)この厳しさがなぜ良いかというと、やはり英語を学ぶ上で他の言語は邪魔です。それに世界中から生徒さんは集まっているわけで、自分の理解できない言語で話されると気分も良くありません。勉強とコミュニケーション両方の面から考えてこのルールがあり、自分がルールを守っていても、他の人が守らないとルールの効果が半減してしまうわけです。
同じ日本人の友人に単語の意味を説明するだけでも、日本語を使えば一瞬ですが、英語を使って説明するとなると大変です。しかし、それも英語を使う練習になっているため、最初は苦労してわずらわしいと感じることもあるかと思いますが、いつかは自分のためになります。
ホームシックになってしまう人などもいますが、自分にはそういったことはありませんでした。最初は生活の一か月は新しい生活に慣れるまでは大変でしたが、慣れてしまってからは楽しく毎日過ごせています。困ったことといえば、バスでの移動くらいです。最初はホームステイ先から学校までバスで通っていたのですが、オーストラリアのバスは車内アナウンスがないため、特に帰りのバスは降りる場所を間違えないように必死でした。また、電車の交通網が日本ほどしっかりしておらず、空港近くまで行くはずの電車で『今日は土曜日でここで終点だから降りてバスに乗り継いでくれ』と言われた時は、初めての土地でバスを乗り継いで空港まで行くのは少し大変でした。最終的に乗り継ぎに失敗し、バスの本数も少なく飛行機の時間に間に合いそうもなかったため、タクシーを利用しました。笑
オーストラリアは親切な人が多いので、何とかなりますよ!
一番は世界中の各国から来ている人と出会えたことですね!母国に帰国してしまった友達もFacebookを通して今も連絡を取り合っています。もちろん日本人の方との出会いも多く、そのまま日本で生活していては、絶対に出会っていないなと思う方々とも知り合うこともできました。良い反面、出会いと別れのペースが尋常じゃないほど早いので少し寂しい思いもしますけどね。
また、オーストラリアは自然をとても大切にしている国で、広い公園や綺麗なビーチが多く簡単に足を運ぶことができます。子育てするならオーストラリアでしたいと思いました。
初めはホームステイで一か月生活し、その後はシェアハウスで生活しています。初めての土地、初めての海外生活だったので最初ホームステイで色々と生活情報を聞けたのは良かったと思います。しかし、ホームステイは週$230+交通費かかり、シェアハウスは食事は自分で用意しなければなりませんが、オウンルームで週$150ほどと安いため、金銭面を考えてシェアハウスに移動しました。日本にいた時もずっと実家暮らしだったため、初めての自炊生活でしたが、インターネットで作り方を調べたりして頑張りました。
ファームに行っている期間はバックパッカーで生活していました。部屋は2段ベットが2つある4人部屋でトイレとシャワーが付いていました。初めてプライバシーのない生活を経験して、人生経験としては良かったですが、4ヶ月という期間が決まっていたので頑張れました。バックパッカーだと安いイメージですが、田舎だと皆バックパッカーに滞在するくらいしか方法がなく、さらに自分のバックパッカーは駅から近いということもあって、宿泊費は高めで週$170ほどだったと思います。その後はずっとシェアハウスのオウンルームで生活しています。
現在は、オーナー夫婦と自分しか住んでいない所で生活しており、ジムとプール、サウナも付いている場所なので、快適に過ごせています。
現在日本食レストランの厨房で働いていますが、英語を使う機会があまりないため、英語を使える環境の職場を探そうと思っています。バリスタの学校でトレーニングもしたので、カフェの仕事ができればいいと考えています。
自分はシドニーの『コーヒーギャング』という所で2ヶ月間バリスタトレーニングを受けました。先生はとても親切な人で、コーヒー作りの基礎から学び、早くコーヒーを作るトレーニングなんかもしました。最後はワークエクスペリエンスとして、実際のカフェで先生と一緒に働くこともできて本当にいい経験ができました。この経験を今後活かして仕事ができればいいなと思います。写真は自分で作ったコーヒーです!
オーストラリアは自然が豊かでとてもいい国です!移民の国であるため、様々な国の文化に触れる機会も多いでしょう。そのため、都市部では英語が苦手な人も多く、街の人もそういった人に慣れているため、英語が苦手な人に優しい国だと思います。その反面、日本人の方も多く滞在しているため、ある程度英語を使わなくても生活ができてしまいます。留学を意味あるものにするのは自分の行動次第です。充実した楽しい留学生活ができるよう頑張ってください!