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【徹底解説】TAFE WA(パース)で実践学習!就学分野・入学手続き・現地サポート

    • 学校紹介

    • 2025年6月26日


オーストラリア・パースで専門的なスキルを身につけたい方におすすめの職業訓練機関「TAFE Western Australia(TAFE WA)」をご紹介します。実践重視のカリキュラムや、大学編入制度、豊富な専攻コースなど、将来に直結する留学プランとして注目を集めています。

TAFE WAは公立の教育機関として信頼性が高く、学費も比較的リーズナブル。留学生へのサポートも手厚く、英語力に不安がある方も段階的に進学できる制度が整っています。



1. TAFEとは?大学との違いとは?


TAFE(テーフ)とは、Technical and Further Education の略で、オーストラリア全土に展開する公立の職業訓練機関です。大学よりも実践的なスキル習得に重きを置いた教育機関でITweb開発、ビジネス、幼児教育、看護そして調理師など幅広い分野をカバーしています。

TAFE Western Australia(TAFE WA)は、西オーストラリア州政府によって運営されており、州公認の質の高い教育が提供されています。留学生も安心して学べる制度が整っており、将来のキャリアに直結するコースが多数用意されています。

一方で、オーストラリアの大学(University)はアカデミックな研究や理論に重きを置き、より長期的な学問追求や学士・修士課程などが主軸となります。
TAFEの場合は半年〜2年程度で修了可能なコースが中心で、就職に直結する「実践的なスキル」や「即戦力」に特化しています。

また、TAFEで取得したDiplomaやAdvanced Diplomaの資格は、一部大学への編入(Credit Transfer)にも対応しており、「実践で学ぶ」→「学位へ進む」という柔軟なキャリアパスを築けるのも魅力です。

大学卒業者やキャリアチェンジで通学している生徒が多く、非常に幅広い国籍、年齢、バックグラウンドを持った多様性に満ちたスクールといえます。


2. なぜパースのTAFEが注目されているのか

西オーストラリア州の州都パースは、「世界で最も住みやすい都市」のひとつとして知られ、治安の良さ、自然の豊かさ、温暖な気候など、留学先として理想的な環境が整っています。
そんなパースにキャンパスを展開するTAFE Western Australia(TAFE WA)は、現地の教育機関・企業・政府とも密に連携し、産業に直結する実践的な教育を提供しています。

リラックスしたパースの環境は特に長期で腰を据えて勉強するのに最適な環境といえます。スカボロービーチやキングスパークといった魅力的な自然スポットまで市内から簡単にアクセスができます。また、西オーストラリア州はそもそも天然資源に恵まれた土地で実はとてもリッチ。経済的にも潤沢で無料の市内バスをはじめ日曜日は無料で公共交通機関が乗り放題といったお得な魅力もあります。

また、パースは他都市に比べて生活費が比較的リーズナブルな点も魅力。主要都市と比べて学費も手頃で、質の高い職業教育をコストパフォーマンス良く受けられることから、留学生からの評価も高まっています。

TAFE WAは、西オーストラリア州政府が直接運営する公立機関であり、キャンパス・講師・カリキュラムなどすべてにおいて州の厳しい品質基準をクリアしています。
最新設備が整ったキャンパスでは、IT、ホスピタリティ、幼児教育やエンジニアリングなど地域産業に直結した分野を中心に、実習を多く取り入れたリアルな学びが実現可能です。

パースの安心できる学習環境実践に強い教育体制を両立させたTAFE WAは集中した長期留学、キャリアアップに最適な留学先です。


3. 学べる分野と人気の専攻例

TAFE Western Australiaでは、100以上の専攻分野から興味や将来のキャリアに応じた学びを選ぶことができます。※留学生が選択できるプログラムはローカル生に比べて制限がありますのでご留意ください。

プログラムには次のような例があります。

  • IT:Web開発(フロントエンド、バックエンド)プログラミングやネットワークエンジニアなど
  • ホスピタリティ&クッカリー:レストラン運営や調理スキル、バリスタ資格など実務中心の学習
  • 看護・医療サポート:エイジドケア(高齢者介護)や地域医療支援に特化したコース
  • チャイルドケア・教育:保育士、幼児教育に必要な資格取得と実習を組み合わせた内容
  • 建築・デザイン:建築設計、インテリア、CADスキルなど創造力と技術を活かす専攻
  • ビジネス・会計:オーストラリアでのビジネススキルを学び、起業や転職に活用

これらのコースはすべて、CertificateやDiplomaとして認定されています。留学修了後に手元に実績が残ることがポイントですね。特にITやチャイルドケア、ホスピタリティ分野は州の技術移民リスト(Skilled Occupation List)に含まれているケースもあります(最新リストは要確認です)。

「働ける力」を重視した選択、就学が特徴です。


4. 実践重視の教育スタイルと現場設備

TAFE Western Australiaが理論だけでなく、実際の現場を想定したトレーニング環境です。

キャンパス内には充実した専用トレーニング施設が用意されています。


  • 商業用キッチンやレストラン(ホスピタリティ)実際にお客様に提供する形式で接客・調理を体験
  • チャイルドケア実習室保育現場を再現し、子どもとの関わり方を体験的に学習
  • 医療・介護トレーニング設備ベッドや器具を備えた実習環境で、現場に近いスキルを習得
  • ITラボ:セキュリティやコーディングを実践的に学べる専用スペース

設備環境が気になる方やキャンパスを実際に見てみたい方、既にオーストラリアに滞在中でしたらキャンパスツアーを調整することも出来ます。是非ご相談ください。


5. 英語力の条件と語学学校の提携


TAFE WAに入学するためには、コースごとに定められた一定の英語力(IELTSやPTEなど)を証明する必要があります。
「IELTS (academic) 6.0 with no band score less than 5.0」が一般的な基準となっておりTAFE WAでは英検一級と同等レベルとなります。学生ビザ申請時にもVET参加には高い英語力が想定されるので証明が求められます。

英語スコアをお持ちでない場合、TAFE WAは複数の語学学校と提携しており、進学英語コース(EAP)を修了することで英語スコア免除での入学が可能となるパスウェイ制度があります。
提携校にはナビタスイングリッシュをはじめPerth市内の有名語学学校が多く含まれており、個々のレベルに合わせたカリキュラムで効率的にスコアアップを目指すことができます。

目安としては語学学校での学習期間は通常10〜30週ほど。出発前にプレイスメントテストを受けることで、必要な就学期間やスタート時期を明確にすることが可能です。
「英語にまだ自信がないけれど、将来的にTAFEで専門分野を学びたい」という方は、英語+専門コースのセットプランを検討するのもおすすめです。


クラスはローカル生徒のペースにあわせ進捗の自己管理も必要です。グループワークで生徒同士のコミュニケーションの他、講師との密なコミュニケーション能力が肝心です。英語力は高ければ高いほど、現場では優位です。



6. TAFE WAへの入学準備と必要な手続き


TAFE WAへの留学を検討する際は、十分な準備と正確な手続きが成功の鍵となります。


一般的な入学準備の流れは次のようになります。


  • ① 専攻コースの選定: まずは自分の将来のキャリアに合ったコースを選びます。人気の専攻や開講キャンパス、入学条件などを確認しましょう。
  • ② 入学要件の確認: 英語力(IELTSやPTEなど)と学歴(高校卒業証明、大学成績証明書など)をチェック。
  • ③ 願書提出: 入学申請書(Application Form)を提出し、必要書類を添付します。GTEと呼ばれる出願理由をまとめたエッセイも提出します。
  • ④ 入学許可書(Offer Letter)発行: 条件を満たしていれば入学確認書が届きます。
  • ⑤ COE(入学確認書)の発行: 学費デポジットまたは支払い後に発行され、これをもとに学生ビザを申請します。
  • ⑥ オーストラリア学生ビザ申請: 学生ビザ(Subclass 500)をオンラインで申請します。なおビザ申請にはOSHC(学生保険)加入が必要です。

これらの手続きはそれぞれ期限や証明書類があり、独自に行うには少し複雑なこともあります。当センターでは、パース現地オフィスを持つ強みを活かし、入学相談からビザ申請、渡航前のオリエンテーションまで完全サポートしています。


弊社はTAFE WAの正式パートナーです。そのためお客様から手数料を頂戴せずにTAFEからのマーケティング費用で運営することが可能となっています。



7. パース現地オフィスのサポート


「治安が良くて住みやすい」とはいえパースで1から生活に慣れていくのも大変です。弊社はパースに直営オフィスを構えています。パースに現地オフィスを構えているエージェントは多くはありません。

TAFE WAを含む多くの教育機関と密に連携しており、最新情報の収集と留学生のサポートに努めています。


無料サポート内容の一例


  • 入学手続きの無料サポート 願書作成から必要書類の準備、英語スコアの相談まで日本語で対応可能
  • ビザ申請サポート 学生ビザ申請に必要な書類や申請時のサポート※弊社は移民コンサルタントではありません。
  • 現地生活スタートサポート オリエンテーション、銀行口座開設、住まいの相談やお仕事探しのアドバイスなど
  • TAFE WAとのやり取り 学校への交渉事など
  • 緊急時の日本語サポート: 24時間体制の緊急連絡先をお渡ししています

「何かあったらすぐに頼れる窓口が現地にある」という安心感に繋がれば幸いです。



8. よくある質問


よく寄せられる質問をまとめました。


Q1. TAFEに入るにはどのくらいの英語力が必要ですか?

IELTS Academic 6.0(または同等の英語スコア)が必要です。ただし、医療系などはIELTS7.0が求められる場合もあります。英語力が不足している場合は、提携語学学校での進学準備コースを経由して入学するルートもあります。


Q2. パースでの生活費はどれくらいかかりますか?

家賃、食費、交通費などを含めると、月$1,500~$2,200が目安です。学生ビザで現在「2週間で48時間」働くことが出来るため生活費は現地で充当できます。ホリデー期間はフルタイム就労が可能です。


Q3. 子どもと一緒に留学できますか?

学生ビザ(500)では家族帯同が可能で、お子さまは現地の公立学校に通うことができます。配偶者も条件を満たせば就労が認められます。お子様や配偶者の方に語学学校をご提案することも出来ます。


Q4. 卒業後にオーストラリアで就職できますか?

分野や就労ビザの条件にもよりますが、TAFEの実践的なスキルは就職にも直結するため、現地での就職を目指す学生も多数います。西オーストラリア州では特定職種で技術移民ポイントが加算されるケースもあります。


Q5. 留学エージェントのサポートは本当に必要ですか?

自力で手続きすることは出来ます。しかし初めての海外留学では、ビザや願書、生活面での手続きが複雑です。TAFE WAの正式パートナーである弊社はマーケティング費用を学校から頂戴しています。そのため留学生から手数料不要でサポートを提供しています。渡航前から留学中トータルサポートを提供しているので是非ご検討ください。


この他にも気になる点がございましたら、ぜひお気軽にLINEまたはお問い合わせフォームよりご連絡ください。



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