オーストラリアの大学進学にかかる費用

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  • 留学をする際に現実的に気になるのはやはりお金のことです。
    それでは、オーストラリアで大学に通う場合にはどのくらいの学費と生活費がかかるのか見ていきましょう。
    (1ドル70円で計算をしてますので、その時のレートによって値段は異なります)

オーストラリアの大学の学費

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オーストラリアの大学の数は全部で39校、そのうち国公立大学が37校で私立大学が2校となっており、オーストラリアの大学では留学生は年間約200~300万円近く授業料がかかります。


【オーストラリアでは国公立か私立かは費用に関係ない!?】
日本では私立大学の方が国公立大学よりも授業料は高いですが、オーストラリアでは異なります。オーストラリアには「G8」という日本でいうところの「旧帝国大学・早慶」などの人気のトップ大学の方が授業料は高い傾向にあります(学部などにより異なりますので、ご留意ください)。

一例としてシドニー大学(国立大学)とボンド大学(私立大学)での授業料の違いを見ていきましょう。


文系学部の場合

理系学部の場合


また、日本との教育制度の違いから日本の高校卒業後にはファウンデーションコースというオーストラリアの大学で必要になるスキル、例えばエッセイの書き方やプレゼンテーションの仕方などを学ぶ大学進学準備コースに就学をする必要があります。
ファウンデーションコースの授業料は各大学によって異なりますが、約年200~250万円となります。


例:シドニー大学進学のためのファウンデーションコース(1年間)からシドニー大学のBachelor of Commerce(3年間)へ進学をした場合

ファウンデーションコース:$36,358(約250万円)+シドニー大学のBachelor of Commerce:$132,000(約925万円)=$168,358(約1,175万円)

オーストラリアでの生活費

滞在費用

  • 【シェアハウス費用】
    家賃は都市やどこに住むかによって大きく異なり、日本と同様に都心であれば家賃相場の値段も上がります。また日本のようなワンルームマンションはほとんどなく、キッチンやシャワーを他の人と共有するシェアハウスに住むのが一般的です。
    大まかではありますが、各都市のシェアハウス家賃を比較してみました。



    【ホームステイ費用】
    留学の醍醐味でもあるホームステイ、現地に住んでいる家族と共に生活をすることができ英語を話す練習や文化を吸収することができます。
    都市によって変わりますが、目安として1人部屋で毎日2食付き(週末は3食)の場合ですと、約月8~10万円ほどになります。

食費

  • 食費は自炊をメインにするのか外食を多く取るのかによって費用が大きく異なりますので、あくまでも参考程度に見て頂ければと思います。外食は日本よりも高くなりますので、多くの方が自炊をしています。自炊をメインに行えば、個人差はあるものの1か月あたり$120~150(約8,400円~10,500円)程度に抑えることができるかと思います。
    下記の食品をオーストラリアで買った場合の概算料金です。

    お米(5kg):$15~20(約1,000~1,400円)
    食パン(1斤):$1~5(約100~350円)
    水(500ml):$2~(約140円~)
    スナック菓子:$2~(約140円~)
    外食(1回あたり):平均$30~(約2,100円~)

携帯電話費用

  • 生活に必須な携帯電話ですが、日本の携帯費用とどれくらいの違いがあるのか気になる方も多いかと思います。オーストラリアには以下の携帯会社キャリアがあります。

    • Optus(オプタス)
    • Telstra(テルストラ)
    • Vodafone(ボーダフォン)
    日本で使っている携帯電話がSIMフリー携帯であれば、オーストラリア含む外国で使用することができます。電話番号以外はデータの移行をする必要なくそのまま使用可能です。(稀に機種によってはインターネットに接続できないこともあります。その場合は現地で携帯を購入する必要があります。)

肝心の料金についてですが、オーストラリアの携帯事情としてどのくらいインターネットを使用するかによって料金は変わってきます。また、各携帯会社は時期ごとにキャンペーンを行っているため購入のタイミングによって料金は変わる可能性もありますが、日本のものよりも安く使用できる方もいるのではないでしょうか。
サンプル料金プランとしては、下記のようになります。

1か月で5GB使える:$30(約2,100円)
1か月で20GB使える:$60(約4,200円)

海外保険費用

  • 何が起こるか分からないため、留学中は保険に加入をするのが必須ですよね。主に日本の保険とオーストラリアの保険の2種類があります。

    日本の保険の場合

    日本語対応が可能であったり、キャッシュレスで受診をすることが可能です。やはりサポート内容の豊富さ充実度は日本の保険の方が手厚いです。

    年間費用:約20万円~

    オーストラリアの保険の場合

    オーストラリアの保険は先にご自身で支払いその後に保険会社に申請をする必要があり、その諸手続きはすべて英語で行います。手続きに手間はかかりますが、費用に関しては、日本の保険の3分の1程度です。

    年間費用:$1,100(約7万円~)

上記の海外保険とは別に留学生が加入必須の保険もあります

オーストラリアの留学生(学生ビザ保持者)は加入が必須のOSHCという保険があります。OSHCとは海外留学生健康保険(Overseas Student Health Cover)であり、学生ビザを所持している期間中は加入をしなければなりません!

OSHCと一般海外留学生保険は何が違うのか?
OSHCは現地で病気やケガの場合、利用できる保険です。ただ、現地での携行品損害(盗難や破損)は保証されていないため、医療費と携行品損害も保証されている上記の海外保険にも加入する方が多いです。

出費だけではなく仕事ができる!

  • オーストラリアで学生ビザで滞在をする方には2週間で40時間までという制限はありますが、大学に通いながら仕事をすることができます。夏休みなどの長期休みの期間は就労時間制限なしで働くことが可能となります。

    オーストラリアの最低賃金(学生ビザでは通常パートタイムの枠で勤務)は2020年4月現在19.49ドル(1ドル70円で計算すると1,360円)となっております。オーストラリアではアルバイトを通して費用面を補うことができたり、海外で就労経験ができるのは大きなメリットです。

    仮に1週間に20時間就労をした場合には、「20時間×$19.49=$389.8(約27,000円)」、つまり1か月では約108,000円を稼ぐことが可能です(税金が引かれますので、あくまでも概算です)。


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