オーストラリアには多くの語学学校がありますが、今回は大学付属の語学学校に関してご案内いたします。大学付属の語学学校の学生は大学進学を目指している方が多く在籍をしており、大学の入学条件を満たすための英語力を付けるよう勉強に取り組んでいます。それでは、大学付属の語学学校の魅力や一般的な語学学校との違いを解説してきます!
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大学の設備を利用することができる
その大学の図書館やスポーツジムなど多くの設備を使用することができます。大学によっては、広大な敷地を持ち一つの街のように施設が充実しているキャンパスもあります。海外の大学の雰囲気を存分に味わいながら、現地学生になった気分で勉強に励めることも大きな魅力の一つです。
※一部本科の学生のみ受けれるサービスもあります。
大学のサークルに参加をすることができる
日本の大学と同様にオーストラリアの大学にもボランティア活動やスポーツサークルがあります。共通の趣味を通して現地の大学生と交流をすることができるため、多くの友人を作るきっかけとなります。また、語学学校で学ぶ英語とは異なるネイティブの表現の仕方や日常会話を吸収することができます。この点は一般的な語学学校とは異なるポイントです。
勉強への熱量が高い環境で就学ができる
一般的な語学学校では「友達作り」や「英語を話せるようにしたい」という理由で就学をしている学生がほとんどですが、大学付属の語学学校へ通う学生のほとんどが進学を検討しているため、英語を学ぶことは一つの通過点という意識で励んでいます。その環境に身を置くことにより、周囲から触発されより一層勉強に取り組むことができます。
教師の質(教師歴)が高い
大学付属の学校ということで教師の採用が厳しく行われています。例えば、教師歴が長い方はもちろんですが、各国の学生の特徴を理解している方など教え方以外にも重要なポイントを把握しているかチェックをしています。また、英語の学習を手助けしてくれるアカデミックチームがあり、勉強方法で悩んだ時には相談に乗ってくれ、解決に努めてくれます。
IELTS(英語力証明資格)なしで進学をすることができる
大学進学をするための規定のコースを修了することにより、IELTSや英語力を証明する資格を取得する必要はありません。もちろん日々の学習態度をはじめ、課題やテストの結果が重要ですが、1回のテストで結果を出すことが苦手な方にも適しています。
※一般的な語学学校も同様にアカデミックコースで一定の成績を修めることで進学が可能となります。
シドニー工科大学付属の語学・専門学校
シドニー
シドニー中心部にあり、駅からのアクセスも良く利便性に優れており、英語コース以外にもファウンデーションコース(大学準備コース)やDiplomaコース(大学1年生が学ぶ内容と同等の資格)も提供をしています。
創立50年未満の大学の中では、世界11位・国内1位の順位となっております(2020年現在)。
メルボルン大学の提携校
メルボルン
メルボルン郊外に位置するオーストラリアトップのメルボルン大学の大学提携校で英語だけではなくアクティビティ、大学進学後に活かせるように「経済」や「環境」といった分野も学びながら勉強していきます。世界でも有名なメルボルン大学への進学を目標にしている学生も多く、高い英語力を持っている学生が多く在籍をしています。ホーソンメルボルンはメルボルン大学以外にも多くの提携校があるため、進路先の選択肢が多いのも特徴です。
サザンクロス大学付属語学学校
ゴールドコースト、リズモア
サザンクロス大学は留学生へのサポート部門で評価をされている大学ということもありサポート面が充実しています。学習面はもちろんのこと、出発前でも何か分からないことがある場合には相談をすることができます。また休学をして留学を検討している方向けのCareer Startというコースを提供しており(IELTS5.0以上が必要です)、こちらのコースでは英語の授業と学部(ビジネス・観光・科学・社会・看護学)の授業を受けることができます。オーストラリアの大学の授業を味わってみたい方には適したコースです。
グリフィス大学付属語学学校
ゴールドコースト
グリフィス大学付属の語学学校は通商GELI(Griffith English Language Institute)と呼ばれており、GRIFFITH MATESという留学生や新入生向けに友人を作る場であったり、アクティビティなどを行う団体があるのが特徴です。ネイティブの学生や先輩に様々なことを気軽に相談できるため、GRIFFITH MATESに参加をする留学生は多くいます。英語面のサポートとしても予約制で1対1で相談をすることが可能です。