日本のパスポートを持っていれば、世界の多くの国へはビザなし出入国することができます。ただ、オーストラリアの場合は、アメリカやカナダと同じように「電子渡航証」、通称”ETAS”(=Electric Travel Authority System)と言われる、観光ビザの役割を果たすものの申請が必要です。
90日以内の観光や出張などでもこれは必要です。また90日以内の短期留学の場合も、この観光ビザで渡航することができます。
ETAS(イータス)の有効期限は、取得日から原則1年間となります。 有効期限内であれば、1回の渡航につき3ヵ月以内の滞在が可能で、何度でもオーストラリアに渡航する事が可能です。
ただ、短期間内に頻繁に何度も出入国を繰り返したり、毎回の3ヶ月ぎりぎりまで滞在を繰り返したりしていると、入国審査で止められてしまう恐れもあるので要注意です!
ビザ情報に関しての注意事項
ビザに関する情報提供は、その時点で客観的な情報を提供致しますが、将来に渡りその内容を保証するものではございません。ETASの申請はインターネットから5~10分程度で日本語で簡単に行えます。
下記のオーストラリア移民局のサイトからアクセスし、申請料20ドル(2020年5月時点)で申請することができます。
オーストラリア移民局サイトはこちら
ETASを申請する際は、
ETASはパスポートを大使館に送ったり、入国時にビザのシールなどがパスポートに貼られるものではありません。オーストラリア移民局のデータベースに、ETASの登録情報とパスポート情報などがリンクし登録されるので、入国時は何かビザの書類などを別途提出する必要はありません。
また、ETASでは、最長12週間まで学校での就学が可能ですが、アルバイトなどはできませんのでご注意ください。
基本的に観光ビザは、就学は可能ですが観光が主目的となる渡航証ですので、アルバイトをされたい方は、学生ビザやワーキングホリデービザを取得しましょう!