タスマニア地域情報

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タスマニア概要

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  • タスマニアはオーストラリア本土から南東に約240km離れており、メルボルンから飛行機で約1時間、シドニーから1時間半程度かかります。日本からの直行便はありません。
    タスマニアは島全体のほぼ30%が国立公園に指定され、そのほとんどが世界自然遺産にも指定された、まさに手付かずの自然の宝庫です。大きさは北海道の約80%で、南極までは、わずか2000kmです。タスマニアの気候は、アメリカの “コンデ・ナスト・トラベラー” 誌で “世界で最も温暖気候の島” と評されたほど暖かく快適です。また、同緯度に大陸や大きな島がないので汚染の要素が極端に少なく、世界一綺麗な空気と水の島としても知られています。その純粋さは雨水がミネラルウォーターとして飲めるほどです。さらに、カモノハシやハリモグラ、タスマニアデビルをはじめ、日本では馴染みの薄い、パデメロンやフェイリーペンギンといった野生動物の宝庫でもあります。
    タスマニアの州都・ホバートの人口は、およそ20万人。どこへ行っても人ごみや混雑とは無縁です。また、ホバートはオーストラリアでシドニーに次いで2番目に古い街で、市街地中心は築100年以上の石造りの建物が近代的なビルと混じり合い、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。かつては捕鯨基地として栄えた漁港は、今は南極観測船の母港として活躍しており、年に何回も豪華客船が訪れます。また、伝統的なシドニー・ホバート間ヨットレースのゴールでもあります。

タスマニアの空港について

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  • タスマニアには2つの主要な空港が存在しており、州都ホバートにあるホバート国際空港と、タスマニア第二の都市ローンセストンにあるローンセストン空港です。国際空港はホバート国際空港のみです。
    空港はコンパクトな設計になっているので、移動や荷物のピックアップも短時間で済み、迷うこともありません。どちらの空港ともLCCやカンタスなどの航空会社が就航しており、オーストラリア本土から最も近いメルボルンからタスマニアまでは1時間程かかります。また、他の主要都市からは2~3時間程のフライトになります。
    ホバート空港から市内へは17kmほどで、バスかタクシーにより20分程で移動が出来ます。シャトルバスは市内の主要ホテルまで送迎を行なっています。シャトルバスの運賃は大人が片道AU$18、往復AU$32です。バスはホバート空港に到着する航空便に合わせて運行しています。市内ホテルから空港に向かう際には予約が必要のため注意が必要です。オンラインや宿泊先のホテルで予約することが出来ます。

タスマニアの気候

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  • タスマニアは降水量が少なく晴天に恵まれた気候です。日本と同じ温暖気候に属し、年間を通して温暖ではあるものの、朝晩と昼の気温差が大きい時もありますので夏でも薄手の上着はあったほうが良いでしょう。また、森林地帯、山などでは都市部に比べ5℃以上気温が低いので、油断せずしっかりと準備をして行く方が安心です。

    春9月〜11月:最高気温は15〜19度程度。日中は半袖で過ごすことが出来る日もありますが、長袖は朝晩の冷え込み等に備えて必要です。観光には最も適した季節でもあります。
    夏12月〜2月:夏でありますが、最高気温は平均22℃程であり、25℃以上いくことは少なく気温がそこまで上がらないため、日本やシドニーなどの夏ほど暑くはありません。雨量は少なく、基本は半袖で過ごすことが出来ますが、夜は比較的涼しいため長袖を持っておくと便利です。
    秋3月〜5月:4月以降から気温が下がってきます。最高気温は20度までいかなくなり、夜間の冷え込みも増してくるため服装に注意が必要です。
    冬6月〜8月:最低気温が10度を下回ることもあります。コートやマフラー、手袋などで防寒が必要です。しかし真冬でも標高1000m未満の地域では雪はほとんど降りません。平地でも平均気温は8℃ほどです。


タスマニアの交通情報

タスマニアには電車は運行していないため、公共交通機関はバスのみです。タスマニア全土をバス路線が走っています。料金はゾーン制を採用しており、1 Zone、2 Zone、All Zoneの3つに分かれています。

バス

  • メトロタスマニア(通称メトロ) が市内と郊外を結んで運行しています。シティからは夜遅くまで運行していますが、土日はその本数が減るため注意が必要です。
    運賃はGreencardを利用すると割引されます。シドニーなどの他の都市と同様に、バス内では停留所のアナウンスや表示がされないため、携帯などでしっかりと自分の降りる場所などを確認しておきましょう。

  • タクシー

  • 流しは少ないので、タクシー会社に連絡するか、ホテルで呼んでもらうか、タクシー乗り場などを利用しましょう。

  • Green Card

  • 日本のSuicaやICOCAといったICカードのように、タスマニアではGreenCardという電子マネーカードが導入されています。このカードを利用すると運賃が割引されるほか、オンラインでカードを登録すると、入金をオンライン上で行えたり、使用履歴を参照したりできます。

  • タスマニアの留学環境

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    • タスマニアの語学学校は、私立の語学学校、タスマニア大学付属語学学校、専門学校付属の語学学校の3校です。他の都市と比べると、学校の数は少なくなってはしまいますが、歴史あるタスマニア大学付属の語学学校やTAFEなど専門学校もあり、英語を学ぶ環境はしっかり整っています。最近は留学先として人気が出てきていますが、他都市と比べると日本人留学生は少ないため、英語漬けの生活を送りたい方にとっては理想的な環境です。オーストラリア本土とは異なる雄大な自然を楽しみながら学ぶことが出来るのも、タスマニアの大きな魅力でしょう。


    タスマニアの生活情報

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    • タスマニアの人口の4割が居住する州都ホバートなど都市部では、普段の生活に必要な日用品や食料なども不便なく購入することが出来ます。また、シドニーやメルボルンなど他の都市と比べると物価が安く生活費を抑えながら生活していくことが出来るのも魅力の一つです。住民や街の雰囲気はのんびりとしているため、治安は他の都市と比べると比較的良いと言えますが、夜は一人で出歩かないようにしましょう。

    ホームステイ、シェアハウス

    ホームステイの滞在費は、一週間でAU$220オーストラリアドル前後が一般的です。
    シェアハウスは一週間AU$150前後で借りることができます。大学などの近くになると、一週間AU$170前後が一般的です。

    仕事(アルバイト)

    タスマニアはシドニーなどの他都市と比較すると、ジャパニーズレストラン、いわゆるジャパレスが少なく、求人情報自体も少なくなっています。一方でファームの仕事は多く、チェリーの仕事は有名です。

    タスマニアの観光情報

    • タスマニア 山
    • タスマニアは観光先として非常に魅力的な場所です。北海道やスコットランドとほぼ同じ大きさの面積の島には、海以外にもウェリントン山を始めとした山々、世界遺産に認定された深い原生林、美しい湖など豊かな自然が溢れています。
      ウェリントン山は、ホバート市街地のどこからでも見える標高1270mの山であり、市内観光の定番です。市内からの距離は20km程で、車ですぐに山頂近くまで行くことが出来ます。また、その山頂から眺めることが出来るブルーニー島も定番の観光地の一つです。ホバートの南の小さな港町ケッタリングからフェリーが出ており、20分程で到着します。タスマニア本島とはまた少し異なった、手付かずの神秘的な雰囲気の自然、固有の野生動物たち、カヤックなどマリンスポーツを楽しむことができます。宿泊施設もあるため、一泊程してリラックスして過ごすのも良いでしょう。ブルーニー島以外も、フェリーで行くことの出来る小さな島がタスマニアには多く存在します。また、タスマニアの新鮮な水と空気から生まれる美味しい野菜や魚介類ワインなどのフードも見逃せません。ホバート内にも、それらの美味しい食材を味わうことの出来るレストランやカフェが多く存在します。

    タスマニアフォトギャラリー

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