オリンピックでも有名な、オーストラリア最大の都市。オーストラリアで最初にヨーロッパから移民者が訪れた場所であり、オーストラリアの歴史は、まさにこの街から始まったといえましょう。オペラハウスやハーバーブリッジの景色は美しく、世界三大美港として知られています。また、マンリー、ボンダイビーチをはじめ、サーフィンやスイミングに最適のビーチがたくさんあることでも有名です。シドニーの見どころはそれだけではありません。街を歩けばバラエティーにとんだ姿を実感することでしょう。例えば、シティのような高層ビルが林立するビジネス街があるかと思えば、隣接して緑豊かな公園が広がっています。さらに、ロックスのように歴史的建造物が楽しめる地区やアイアンレースのベランダが美しいテラスハウスが立ち並ぶ地区、さらにさまざまなアミューズメントスポットが集まるダーリング・ハーバーなど、魅力的な場所がシドニーには数多くあります。一度観光で来た際に街を気に入り、二回目以降にさらに長いステイをされる方もここ最近増えているようです。
シティから車で30分ほど走れば、白砂の広がるビーチも数多くあるのでリゾート気分を味わえます。ブルーマウンテンズ国立公園をはじめ、日帰りで出かけられる範囲に自然も多く残されています。このように、シドニーでは都会的な雰囲気とリゾートが一度に味わえる場所です。当然ながら、世界一流都市ならではのショッピングも楽しめます。
シドニーの空港は正式名称をキングスフォード・スミス空港といいます。空港からシドニー市街までは電車、バス、タクシーで移動することになります。電車でシドニー中心のセントラル駅まで行くには10分ほどしかかかりませんが、空港税で片道$13以上かかります。時間を節約したい方は電車で、お金を節約したい方はバスやタクシーを利用するのがお勧めです。空港からはボンダイビーチで有名なボンダイ・ジャンクションまでの一本のバスもあります。
オーストラリアは南半球に位置しているため、日本とは四季が逆です。シドニーはオーストラリアの南に位置しているので、ほかの都市と比べると、比較的涼しくなっています。そうとは言え、夏は最高気温が40℃を超えることもあります。
シドニーの気候は、年中を通して乾燥しており、快適です。四季はありますが、季節の変わり目はゆっくりです。季節ごとの気温差よりも、日による気温差が激しく、夏でも寒い時はコートを着ている人がいたり、逆に冬でも泳いでいる人を見かけることがあります。
春 9月〜11月:冬が明け徐々に暖かさが増していきます。平均最高気温は22℃前後ですが、一日の寒暖差が激しい日が多いです。日中は半袖で過ごせる日もありますが、朝晩の冷え込み対策は必要です。
夏 12月〜2月:真夏で、日中の気温は26℃前後です。乾燥しているので夜は比較的涼しくなりやすく、薄手の上着があると便利です。暑い日には気温が40℃を超えることがありますのでこまめに水分補給をするようにしてください。
秋 3月〜5月:4月中旬から、5月にかけて次第に気温が下がっていき、平均気温は22℃前後になります。春同様、朝晩は冷え込むので調節できる服装で活動するのがよいでしょう。
冬 6月〜8月:冬本番ですが雪が降ることはなく、日本の秋くらいの気温です。日中は16℃くらいまで気温は上がりますが、最低気温は10℃を下回ることがあります。日が沈むと薄手のコートが必要です。
公共交通機関は、バス・電車・ライトレール・フェリーがあります。市内はこれらの公共交通機関によって網羅されており、どこへ行くにも不自由しません。公共交通機関専用のOpalカードでどの乗り物にも乗ることができます(一部バス・フェリーを除く)。
電車の種類は市内だけを回っているcityサークルのほかに、ブルーマウンテンに向かう電車など、複数の路線あります。シドニー中心のCentral駅には20以上のプラットホームがあり、キャンベラなど遠方に向かうための電車も出ています。
バスは130近くの路線があり、バスの正面には番号と行き先が大きく表示されています。バスは市内郊外全域をカバーしており、路線地図はサーキュラキーの案内所で無料でもらえます。24時間走ってるバスも多いので終バスを気にする必要はありません。通常料金はゾーン制で平均$3ほどで、電車と比較すると少し高くなっています。
Central駅から市内西のDulwich Hill駅を結ぶ路面電車です。料金はゾーン制で、電車と比べると割高ですが、ショッピング施設やイベントが多いダーリングハーバーやカジノザ・スター、新鮮なシーフードを楽しめるフィッシュマーケットなど、シドニーに来た際に訪れるべき観光地へ行くには便利です。現在、中心市街地のCentral駅とTown Hall駅を結ぶジョージストリートにも線路を通すための工事が行われており、今後より便利な交通機関として注目されるでしょう。
ほとんどの便が市内の北側サーキュラキーから出航しており、北にあるマンリービーチやタロンガ動物園などに行くことができます。平均の料金は$6-10ほど。フェリーも日常に使える公共交通として使われているのも魅力の一つで、毎日通勤、通学するのにクルーズ気分が味わえるのは、シドニーならではと言えるでしょう。
オパールカードとは、NSWの公共交通機関で利用できるチャージ式ICカードです。2016年10月現在ではすべての公共交通機関で利用可能となり、切符は廃止されました。そのため、シドニーで暮らす上でオパールカードは必要不可欠となります。
カード発行手数料は一部の店舗を除いて無料です。カードへの入金もセブンイレブンなど多くのコンビニでできます。また、インターネットで自分のカードを登録することで、自動入金も設定できます。紛失した際もネット上でカードを無効にし、新しいカードに残高を引き継げるなど、安全で便利なアイテムです。
使い方は日本のSuica・ICOCAなどのIC乗車券の様に、乗るときはタップON、下りるときはタップOFFをします。ただし、日本のIC乗車券ほど性能はよくないので、しっかりタップをしましょう。タップをし忘れて乗車すると、手数料として$8ほど払う必要があるのでご注意ください。また、一週間に8回以上乗ると、その週のそれ以降の料金は半額であったり、日曜はどこまで行っても一日$2.80しかかからない等お得なサービスもあります。
シドニーの語学学校数はオーストラリアで一番を誇ります。学校によって様々な特色がありコースの種類も豊富なので、自分に合った語学学校を見つけることができます。
また、多くの教育機関に付属の語学学校が設置されており、留学生の受け入れ体制も整っています。ほとんどの語学学校や専門学校は、シドニーのシティー内にあるため、通学や学校帰りのショッピング等にも困りません。また、シドニー大学やシドニー工科大学といった、国内トップクラスの名門大学のほか、TAFE(州立の職業訓練専門学校)が130校もあります。
他都市と比べると物価は比較的高めですが、シティーには買い物、バー、映画、レストランなど何でもそろっています。毎週木曜日はショッピング・デーといって通常17時で閉まる店が21時頃まで開いているので、レストランやバーなども遅くまで込み合っています。
シドニーはビーチが多いことでも有名で、週末はクージービーチやタマラマビーチでBBQをしている人々を多く見かけます。BBQ施設は無料で利用できますので、いつも混雑しています。
ホームステイ先から街の中心部までは、バスや電車で約30分が目安です。滞在費は、一週間で250~300オーストラリアドル前後が一般的です。
シェアハウスは街の中心部から20分程の場所のオウンルーム(個人部屋)で一週間200~250オーストラリアドル前後で、シェアルーム(共同部屋)やさらに離れた郊外のシェアハウスになると一週間110オーストラリアドル前後で借りれるところもあります。シティ中心部に生活している方はシェアルームで、郊外で生活している方はオウンルームというのが一般的です。
オーストラリアの観光といえば、シドニーオペラハウスやハーバーブリッジが最も有名です。近くのダーリングハーバーには水族館、動物園、博物館のほか、ショッピング施設やイベントも多く、毎週土曜日には花火が挙げられます。
ダーリングハーバーの近くには世界2位の水揚高を誇るフィッシュマーケットやザ・スターという有名なカジノもあります。シドニータワーではシドニー全体を見渡せます。電車や車で少し遠出すればブルーマウンテンや多くのビーチがあり、オーストラリア独特の自然を満喫することができます。
カウンセラーからのオススメポイント
生活するうえでの魅力
シドニーはオーストラリアで最大の都市のため、すべて揃っているのは生活をするうえで魅力的なポイントです。シティライフのみではなく、ビーチへのアクセスも非常に良いため、海が好きな方にはピッタリだと思います。
季節ごとのイベントも盛大に開催されるので、それも留学の思い出になること間違いなしです。
個人的なお勧めスポット
シドニーでオススメのスポットはサリーヒルズです。
観光客はほとんどいないため、観光スポットとは異なるシドニーを体感できます。雑貨屋やカフェのみでなく、バーやレストランもあるのでデートにも最適です。