パース都市情報

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パース都市概要

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  • パースはオーストラリアの約3分の1を占める西オーストラリア州の州都でオーストラリア第4の都市です。世界一住みやすい街に選ばれたこともあり、まるで時間が止まっているかのような美しい街並みに憧れて世界から多くの人が集まってきます。
    市内を流れるスワンリバーでは、いろんな野鳥や時にはイルカを見ることもできます。街の中心から南西に位置するキングスパークではパースの街を一望できます。建物も伝統的様式とモダンが絶妙にマッチした美しい街並みです。
    近郊にはオーストラリアならではの雄大で美しい大自然があり、海にはアシカやイルカ、ジンベイザメ、ジュゴン、マンタなど大物に遭遇できる、最高のダイビングポイントが多数あります。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜、特にインド洋に沈む夕日は感動的 です。 その他、パース周辺には良質なワインの産地であるマーガレットリバースワンバレーなど、訪れるべき名所が多々あります。

パースの空港について

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  • パース国際空港はバース市街地から東へ約12kmの場所に位置する、西オーストラリア州の玄関口です。4つのターミナルがある広い空港で、国際線はT1(ターミナル1)、国内線はその他のターミナルに発着します。国際線と国内線のターミナル間はバスでの移動になるなど、空港内の移動に予想以上に時間がかかりますので、時間に余裕をもって行動した方が安全です。
    空港からパース市街地へは公共バス、シャトルバス、タクシー、レンタカーの移動手段があります。所要時間は約30分です。公共バスは1時間に2~3本間隔で運行しており、T1T2からはRoute 380というバスが、T3T4からはRoute 40というバスが市街地へ向かいます。バスによって市街地までの所要時間が異なりますが、最長で50分程度です。市街地までの運賃は一律$4.5です。シャトルバスはT3から出発します。運行時間は6:30(土日祝日は4:20)~22:00の間で、一時間に一本程度です。チケットは$15で運転手から直接購入できます。オンライン予約も可能です。タクシーは各ターミナルの到着ロビーの外で乗ることができます。市街地までは$40ほどかかり、空港利用料$2が加算されます(2016年11月現在)。


パースの気候

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  • パースは地中海性気候に属し、温暖で過ごしやすい気候です。 1日の日照時間は平均8時間、オーストラリアで最も天気の良い街として知られています。 それゆえ、どの地域でも日差しがつよいので、日焼け・紫外線対策が必須です。
    ウエスタンオーストラリア州は、広大な面積を有するため、パース以外の地域は、 北部の熱帯性気候、中部の砂漠気候、南部の温帯気候と3つの気候帯にわかれています。

    春 9月〜11月:平均気温は23℃くらいですが、10月ごろまでは長袖が必要となります。一日の気温差が10℃以上と激しいので調整できる服装が理想的です。
    夏 12月〜2月:日中の平均気温は30℃くらいです。春同様、一日の気温差が10℃以上になる日もあり夜は涼しくなりますので、薄手の上着を用意しておいたほうが良いでしょう。
    秋 3月〜5月:平均気温は25℃程度ですが、朝晩の冷え込みが厳しくなります。一日を通して活動する際は上着が必須となります。
    冬 6月〜8月:日中は18℃くらいまであがる、穏やかな気候です。年間で最も雨が多くなる季節でもあります。最低気温は10℃を下回ることが多いので、マフラーや厚手のコートでの防寒対策が必要です。



パースの交通情報

公共の交通機関はTransperthが運営するバス、電車、フェリーの三種類です。その他、タクシーなどが利用できます。
公共交通機関を利用する際はSmartRiderという電子マネーカードが便利です。料金はゾーン制で、移動したゾーンの分だけ料金が加算されていく仕組みになっています。また、パースの公共交通機関では、留学生であっても学生料金が適用されます。

バス

パース市街地内でも近郊でも、移動する際はバスが便利です。バスに乗車する際は、目的のバスがバス停に近づいた際に手を挙げ、ドライバーに合図を出すと止まってもらえます。日本のようにバス停の名前や車内アナウンスはありませんので、目的の場所近くなったらボタンを押して止まってもらいましょう。
また、バスにはFree Transit Zone(FTZ)があり、その区間内の乗降であれば無料で利用することができます。

キャット

  • 市街地中心部を走る無料バスです。車体に猫の絵が描かれており、ルートは青の市内南北コース赤の東西コース赤に並走するように走る黄のコース市街地中心から北西へ向かう緑のコースがあります。

  • 電車

    ラインは市街地から北へ向かうジュンダラップライン(Joondalup)、東に向かうミッドランドライン(Midland)、南東に向かうアーマデール&ソーンライン(Armdale & Thornlie)、南へ向かうマンジュラライン(Mandurah)、南西へ向かうフリーマントルライン(Fremantle)の5本があります。快速電車などもありますので、目的の駅まで行くのかをホーム上の電光掲示板でしっかり確認してください。
    市街地に電車の駅は複数あり、中心となっているのはパース駅とパースアンダーグラウンド駅です。

    フェリー

    公共交通機関として利用できるTransperthが運営するフェリーは、パース市街地とスワン・リバーを挟んで対岸のサウス・パースを結んでいます。市内からパース動物園へ向かうには、このフェリーのご利用が便利です。

    タクシー

  • 基本的に流しのタクシーはありません。タクシーを利用したい場合は、各所に設けられている乗車場へ向かうか、電話で呼ぶことになります。初乗り料金は利用時間によって変わります。

  • ゾーン制

    パースの公共交通機関はゾーン制で運賃が決定されます。ゾーンは無料~ゾーン9まであり、乗車券は1~4ゾーンが2時間有効、5ゾーン以上が3時間有効です。短距離しか移動しない場合は、2 sectionという1ゾーンを移動するよりも安い運賃で利用することもできます。乗車券はバス・鉄道・フェリーのすべてで使用可能です。旅行などで訪れる場合は、1日券が便利です。また、バスにはFree Transit Zone(FTZ)があり、その区間内であれば無料で乗車できます。

    SmartRider

  • SmartRider(スマートライダー)とは日本のSuicaやICOCAのような電子マネーカードで、バス・電車・フェリーで利用が可能です。使い方は日本同様、乗車時にカードリーダーにカードをかざします(Tag on)。降車時も同じようにカードをかざす必要があります(Tag off)。
    SmartRiderを利用すると、現金でチケットを購入するよりも運賃が15%~25%ほど安く済みますので、パースで生活する際は是非手に入れておきたいアイテムです。
    また、Free Transit Zone内でバスに乗る場合は、Tag onとTag offの必要はありません。

  • パースの留学環境

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    • 晴天に恵まれている気候に魅かれ、パースには世界各国、特にヨーロッパから多くの留学生が訪れます。シドニーやメルボルンといった大都市と比較するとゆったりとした雰囲気があり、落ち着いた環境で勉強したい方には最適です。西オーストラリア州は「教育都市パース」という構想を掲げ、積極的に外国人留学生を受け入れています。そのため、語学学校を含む多くの教育機関の質が政府によって保証されています。
      パースには西オーストラリア大学カーティン大学といった5つの大学、職業訓練校TAFE、その他多くの語学学校・専門学校がそろっています。日本からは年間200人程度の留学生がパースを訪れ、学んでいます。



    パースの生活情報

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    • パースは都会的な雰囲気と自然が共存している都市です。街中には賑やかなショッピングセンターをはじめ多くのカフェやレストランがあり、マーケットなども随時開催されているため生活するうえで全く不自由はありません。少し足を伸ばせば雄大な自然を楽しむことができるのも、パースの魅力の一つです。このように、パースでは都会にいながらもスローライフを満喫出来るため、住むにも学ぶにも絶好の環境と言えます。また、そんな空気のためかパースの人々は非常にフレンドリーです。
      一方、パースの物価はシドニーやメルボルンと並んで世界トップレベルと言えます。特に家賃やレストランでの食事は日本と同等、またはそれ以上かかる場合があります。しかし、アルバイトの給料は良いため、仕事をしながら留学生活を送ることも十分に可能です。

    ホームステイ、シェアハウス

    ホームステイの滞在費は、一週間で260オーストラリアドル前後が一般的です。
    シェアハウスは街の中心部のオウンルーム(個人部屋)で一週間170オーストラリアドル前後、市街地から離れた場所になると130オーストラリアドル前後となります。ルームシェアはオウンルームよりも少し少し安く借りることができます。

    仕事(アルバイト)

    パースのアルバイトの時給は、他都市と比較すると高いことが特徴です。ローカルジョブはもちろんのこと、日本食レストランも最低時給を順守しているところが多いです。また、飲食店だけでなく、ファクトリージョブやファームジョブもあります。
    パースには日系の飲食店がありますので、条件を絞りすぎなければ職探しで困ることはないと思われます。しかし、ローカルジョブは他都市と同様高い英語力が求められるほか、日系のショップと比較すると採用率も低くなります。

    パースの観光情報

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    • パース郊外には見どころとなっている自然が多くあります。例えば、石化した原生林・ピナクルス、巨大な波が一瞬にして凍りついたような岩・ウエーブ・ロック、良質なワインの産地・マーガレットリバースワンバレー、地上40mを散策できるツリートップ・ウオーク、笑顔のような顔が「世界一幸せな動物」と称されるクオッカ・ワラビーに会える島・ロットネス島など、一度は訪れるべき名所で溢れています。
      郊外だけでなく、パースは街並み自体が美しいのも特徴です。モダンな建物群の中に配置された美しい公園やスワンリバー岸を歩いてみるのも魅力的でしょう。もちろん、動物園、水族館、美術館などの施設もあります。


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