Responsible Service of Alcoholの略で、酒類を責任を持って安全にお客様に提供するためのトレーニングコースです。
オーストラリアではアルコールをたしなむ人が多いですが、一方で飲み過ぎによる事件や健康被害、未成年(オーストラリアでは飲酒は18歳から)の飲酒が社会問題になっています。この状況を改善するため、オーストラリア政府が定めているのがRSAです。たとえ外国人でも、アルコールを提供する場所(バー、クラブ、レストラン、酒屋等)で働く場合はRSAコースを修了する必要があるため、オーストラリアのバーやカフェなどで働きたい人はぜひとも取っておきたい資格です。なお、コースの概要は政府が定めているものの、RSAの受講方法や料金、ライセンスの運用等の規定は各州・地域ごとに異なります。
責任を持ってアルコールを販売・提供する
州・地域の規則に従ってアルコールを販売・提供します。顧客にアルコールに関する情報を伝えることも必要です。
顧客が適正範囲内で飲酒することを助ける
顧客がアルコールを摂取するペースや様子に気を付け、飲みすぎを防止します。
アルコールが顧客へ与える影響を判断し、アルコールを販売・提供されるべきでない顧客を見分ける
顧客が泥酔していないか、成人しているかどうかを判断します。
アルコールの提供を拒否する
泥酔している人や未成年からアルコールを要求されても提供しないようにします。
政府の認定を受けた教育機関のRSAコースを申し込み、受講します。
州・地域や教育機関によりさまざまです。ニュー・サウス・ウェールズ州ではおおよそ$110〜$140、ビクトリア州では$40〜、その他の州・地域では$50前後で受講することができます。。
1日(4-6時間)
※受講する機関により異なります。
オーストラリア留学センターでは、シドニーにお住まいの方向けにRSAコースの手配をおこなっております。
こちらのフォームにお住まいの都市とご希望の受講日(第1希望、第2希望)をご記入の上お送りください。(コースの開講状況により、ご希望に添えない場合があることをご了承ください。)