オーストラリアの看護教育は、医師の指示を待たなくても患者の状態を把握し、自らの判断で責任をもって看護行為が出来るようカリキュラムが組まれています。
オーストラリアの看護教育は、医師の指示を待たなくても患者の状態を把握し、自らの判断で責任をもって看護行為が出来るようカリキュラムが組まれています。
オーストラリアは世界の中でも医療福祉先進国と言われています。オーストラリアでは看護教育の中で、患者の権利、プライバシーについて徹底した訓練がされます。さらに、コミュニケーションやケアといった、看護をする上で必要な経験を重視しており、臨床研修時間数だけでも日本と比べ平均25%程多く必要とされます。また日本では医療行為として認められていないアロマテラピー、指圧、リフレクソロジー、アートテラピーなどの分野も学ぶことが出来ます。
オーストラリアの看護教育は、医師の指示を待たなくても患者の状態を把握し、自らの判断で責任をもって看護行為が出来るようカリキュラムが組まれています
看護師資格取得後は正看護師として登録します。資格取得後すぐに登録されるわけではありませんので、注意して下さい。2010年7月をもって、看護師登録が州単位から国の管轄に変更となり、看護協会に本登録する際には英語力判定試験(IELTSまたはOET)の書類の提出が義務付けられました。しかし、一度資格を取得してしまえば、どの州であっても看護師として働くことが出来ます。また看護師の登録は毎年更新が必要となり、5年以上のブランクがある場合は大学などでリフレッシャーズ・コースを受講後、新規登録をしなければなりません。看護師登録には国家試験や資格試験は必要ありませんが、英語力の証明は必要になります。
オーストラリアで看護師の資格を取得することは永住権申請のための一つのポイントです。オーストラリアでは引き続き看護師不足のため需要の高い職業の一つとなっています。
しかし2003年の改定で、今まで1年間だった高等教育機関での申請のための条件が2年間就学と変更になりました。1年間のコンバージョン修了ではビザ申請の条件を満たすことはできません。また、看護資格を取得したからと言って必ず誰でも永住権を保持できるという事ではありませんので、永住権取得も考えていらっしゃる方は十分に注意して下さい。
日本で看護学学士号、正看護師の資格も取得しているというかたは、英語力(IELTS7.0(アカデミックモジュールで各スコア全て)以上又はOET B判定以上)もあればオーストラリアの大学にいかなくても看護師資格を取得することが出来ます。その場合は大学卒業(学士号)と英語力の証明、実際に現地で勤務する為に必要なやり方・その環境をとりまく文化への理解を得るため現地の大学、専門学校で行われているプログラムを受講する必要があります。
対象者
メリット
通常はオーストラリアの大学を卒業し学士号を取得しなければならないのですが、英語力判定試験(IELTSかOET)のみで看護師登録をするこの場合は費用を抑えることが出来ます。
デメリット
他の登録方法に比べると、オーストラリアで行う実習期間・講義時間はとても短いです。また※New GraduateProgramに参加することが出来ないため就職活動も難しくなるという点があります。また本登録時に受講するプログラムは開催時期が不定期、人数制限があるにも関わらず、申請が予定より早く締め切られることがあります。そのため本登録できずビザ期限が切れてしまう方もいらっしゃいます。
※New Graduate Programとは
卒業したばかりの看護師を対象とした、オーストラリアの公立病院と一部の私立病院で行われるトレーニングです。現地の看護大学を卒業する看護学生のほとんどが、このプログラムに参加します。その理由としては新卒は実習経験が少ないため、このプログラムを修了しないと、就職が困難と言われているからです
渡航後
語学学校へ入学
1.5年ほど
語学学校で就学
IELTS7.0 or OET Bの取得
12~24週間
大学・病院での講義・実習
研修プログラム
修了後
オーストラリアの看護協会に登録
就職先決定後
看護師として就職
渡航後
語学学校へ入学
1年ほど
語学学校で就学
IELTS7.0 or OET Bの取得
12~24週間
大学・病院での講義・実習
研修プログラム
修了後
オーストラリアの看護協会に登録
就職先決定後
看護師として就職
渡航後
語学学校へ入学
半年ほど
語学学校で就学
IELTS7.0 or OET Bの取得
12~24週間
大学・病院での講義・実習
研修プログラム
修了後
オーストラリアの看護協会に登録
就職先決定後
看護師として就職
渡航前
IELTS7.0 or OET Bの取得
12~24週間
大学・病院での講義・実習
研修プログラム
修了後
オーストラリアの看護協会に登録
就職先決定後
看護師として就職
オーストラリアの看護学学士号を取得する必要があります。日本で正看護師資格を取得している場合、コンバージョンコースと呼ばれる2年間のコースに参加し、正看護師資格を取得することが出来ます。
※日本で看護師資格を取得していても、学校卒業後長期間経過している場合3年の課程を修了しなければならないことがあります。
対象者
メリット
時間をかけて、英語力を高め、現地の文化・看護環境を学ぶことが出来ます。また現地で長い期間かけて就学するため英語力条件や提出書類の変更があった場合でも柔軟に対応することが出来ます。卒業後にNew Graduate Program(新卒トレーニング)にも参加出来ます
デメリット
期間が長いため費用の負担が大きくなります。オーストラリア国内にコンバージョンコースを開講している大学は数多くあり、中には半年や1年間で学士取得が出来てしまうものもあります。しかし短期間であるため内容が伴わず、看護協会が認可していないものもあるため、各大学のコース内容に注意する必要があります。
渡航後
語学学校
1.5年間ほど
語学学校で就学
IELTS7.0と同等の英語力取得語
2年間
大学にて就学
オーストラリアの
看護協会に登録
New Graduate Programに参加
就職先決定後
看護師として就職
渡航後
語学学校
1年間ほど
語学学校で就学
IELTS7.0と同等の英語力取得語
2年間
大学にて就学
オーストラリアの
看護協会に登録
New Graduate Programに参加
就職先決定後
看護師として就職
渡航後
語学学校
半年間ほど
語学学校で就学
IELTS7.0と同等の英語力取得語
2年間
大学にて就学
オーストラリアの
看護協会に登録
New Graduate Programに参加
就職先決定後
看護師として就職
渡航前
IELTS7.0と同等の英語力取得語
2年間
大学にて就学
オーストラリアの
看護協会に登録
New Graduate Programに参加
就職先決定後
看護師として就職
オーストラリアの大学にて看護学学士を取得する必要があります。日本の高校卒業後、オーストラリアの大学に入学を希望されている場合は、大学進学コースなどに通った後に大学に入学されることをお勧めします。
対象者
メリット
長い期間かけて就学するため、オーストラリアの文化、看護について学ぶことが出来ます。また3年間の間に必要である英語力も高めることが出来ます。
デメリット
就学期間が長い分、費用の負担が大きくなります。
1.5年間ほど
語学学校で就学
IELTS6.5と同等の英語力取得
1年間
大学準備コース
3年間
大学にて就学
オーストラリアの
看護協会に登録
New Graduate Programに参加
就職先決定後
看護師として就職
1年間ほど
語学学校で就学
IELTS6.5と同等の英語力取得
1年間
大学準備コース
3年間
大学にて就学
オーストラリアの
看護協会に登録
New Graduate Programに参加
就職先決定後
看護師として就職
半年間ほど
語学学校で就学
IELTS6.5と同等の英語力取得
1年間
大学準備コース
3年間
大学にて就学
オーストラリアの
看護協会に登録
New Graduate Programに参加
就職先決定後
看護師として就職
渡航前
IELTS6.5と同等の英語力取得
1年間
大学準備コース
3年間
大学にて就学
オーストラリアの
看護協会に登録
New Graduate Programに参加
就職先決定後
看護師として就職
語学学校 | 月 | 10~15万円 |
---|---|---|
大学(看護学部) | 年 | 200万~300万円 |
生活費 | 月 | 10~15万円 |
4~8ヶ月前
情報収集・エージェントに相談
3~4ヶ月前
IELTS取得or学校の英語試験受験
2~3ヶ月前
学校への申込み手続き
1~3ヶ月前
ビザ申請・航空券・海外保険手配
1~2週間前
渡航準備