メルボルン都市情報

Mel_1_cut

メルボルン都市概要

  • Mel_night
  • 1927年まで首都をつとめたメルボルンはオーストラリア第2の都市で、世界一住みやすい街として知られています。オーストラリア連邦ができてからは別名「ガーデン・シティ」とも呼ばれており、その名の通り市内は480以上の公園が点在し、緑豊かな景観が楽しめます。 また、全豪オープンテニス、F1グランプリ、競馬のメルボルンカップ等のスポーツの開催地としても世界にその名を馳せています。さらに、メルボルンは移民の数だけ料理の種類も豊富であり、3,200以上のレストランがある「食の都」としても知られています。シティ北部にはイタリア人街ライゴン・ストリート、東部にはベトナム人街で賑わうリッチモンド、シティ内には華僑で賑わうリトル・バーク・ストリートのチャイナタウン等があります。 そんなメルボルンはビジネスからショッピング、グルメ、エンターテインメント、文化・歴史に至るまで様々な要素が入り混じっており、留学先として選択するには最適な街です。 また、市の中心は碁盤の目のように区画されていて、初めてでも歩きやすくなっています。 この碁盤の目の外側を囲むように、路面電車のシティ・サークル・トラムが無料で巡回しています。

メルボルンの治安

2020年現在、メルボルンの治安は比較的良い方ですが地域や時間帯によっては犯罪率が高いところもあります。昼と夜でガラリと雰囲気が変わるところもあるので注意してください。 過去二年間で増加傾向にあるのが、強盗、ストーカー・脅迫、飲酒トラブル、窃盗、違法薬物使用や所持です。

犯罪率が高い地域 要注意エリア
    • ワースト1位:メルボルンシティー
    • ワースト2位:ラトローブ
    • ワースト3位:ヤラ
    • ワースト4位:ミルジュラ
    • ワースト5位:グレーターシェパートン
    (ビクトリア州犯罪統計局より引用 2020年3月19日付)
    • フッツクレイ
    • ダンデノン
    • セントアルバンズ
    • フランクストン
    • サンシャイン
    (過去にワーストランキングに入った地域など。)

!住まい詐欺に注意!
近年留学生をターゲットとしたアパートに関する振り込め詐欺やシャアハウスボンド返金トラブルが多発しています。 立地条件が良いのに家賃が安い、オーナーが海外に在住しているので鍵は郵便で送るなど物件の下見が出来ないようなケースは詐欺の可能性が高いと思ってください。必ず自分の目で見て契約をすることをオススメします。また契約時は書面でやり取りして、口約束だけで契約はしないようにお願いします。 詳しくはビクトリア政府が提供している 日本語サイトをご覧下さい。


メルボルンの空港について

  • Mel_airport
  • メルボルンに向かうために利用できる空港は二つあり、一つはメルボルン(タラマリン)空港、もう一つはアバロン空港です。 メルボルン(タラマリン)空港は市街地から約24km離れた場所にあり、国内線・国際線ともに多くの航空機が利用しています。また、オーストラリア内ではシドニー空港に次ぐ規模を誇っており、主要なハブ空港の一つでもあります。空港から市街地へはシャトルバスかタクシーで30分ほどかかります。 アバロン空港は市街地から55kmのところに位置するメルボルンでは利用者が二番めに多い空港です。市街地へはシャトルバスを使って約1時間かかります。シャトルバスは航空機の離発着に合わせて運行していますが本数が少ないため乗り遅れには注意してください。

メルボルンの気候

  • Mel_2
  • メルボルンの気候は年間を通じて乾燥していて、夏は気温の高い日があるもののカラッとしています。また、冬はおだやかで年間を通じて過ごしやすい気候です。ただ、気候の変化の激しいことが多く、1日、時には1日の中で気温差が極端に大きい日があります。夏は雨が少なく、日照時間が長いため夜8時頃でも明るい日が続きます。逆に冬は日照時間が短く、雨が降ったり急に晴れたりといった気まぐれな日が多いのが特徴です。 春 9月〜11月 日中の平均気温は20℃前後ですが、朝晩の冷え込みは厳しいです。一日中外にいる際は、重ね着をして調整できるようにしておくと便利です。 夏 12月〜2月 真夏で、日中の気温は26℃くらいになります。春同様、夜は冷え込むことがあるので、薄手の長袖を持っておくと便利です。 秋 3月〜5月 日中の平均気温は20℃程度ですが、年間で最も気温の変動が激しい時期です。5月には最低気温が10度以下になることもあります。 冬 6月〜8月 最低気温は10℃を下回り、日中の気温も15℃前後になります。コートやマフラー、手袋などの防寒対策が必要です。

メルボルンの交通情報

メルボルンのシティ内にはトラム(路面電車)が走っており、無料で使用できる区間もあります。そのため、市内の主要な観光地をめぐる際は不便することはありません。公共交通機関は相互に乗り換えが可能で統一料金になっており、運賃はゾーン制となっています。支払いにはMykiという公共交通機関専用カードが必要です。

マイキーカード

  • マイキーカードとは、VICの公共交通機関で利用できるチャージ式ICカードです。電車・バス・トラムのすべての公共交通機関で使用することができます。 カードはコンビニや駅で購入することができ、カードはMiky Pass(定期券)とMyki Money(利用の都度引かれる)という二つの役割を登録できます。購入時に何も指定しなければ、Myki Moneyとして登録されます。トップアップ(リチャージ)は購入同様、コンビニや駅で行うことができます。また、ミルキーバー(個人経営のコンビニ)やトラムストップでもトップアップができます。インターネットでカードを登録することも可能で、登録すればクレジットカードからの課金や紛失時の届け出が行えるようになります。 使い方は日本のSuica・ICOCAなどのIC乗車券の様に、乗るときはタッチON、下りるときはタッチOFFをします。(トラムはタッチオフ必要なし)タッチをし忘れて乗車すると、罰金払う必要があるのでご注意ください。

シティ・サークル(無料トラム)

メトロポリタン・トラム(有料トラム)

  • City Circleとは別に市内を走る有料のトラムです。ただし、2015年1月から市内中心部のFree Tram Zoneに関しては無料で利用できるようになりました。この区間内で利用する場合は運賃を支払う必要はありませんが、ゾーン外から乗降する際には支払いが要になるので注意が必要です。

メトロポリタン・バス

  • 基本的な移動はトラムでカバーできますが、トラムが走っていない場所へ向かうにはバスを利用することになります。トラムと異なり、無料区間はありません。

メトロポリタン・トレイン

  • 遠くまで行く必要がある場合は電車を利用します。中心部では地下を走っていますが、その際の移動はトラムやバス、徒歩のほうが便利です。

タクシー

  • 基本料金はAU$4.20~。以降1kmごとにAU$1.6~、1分ごとにAU$0.57~加算されます。夜間は割増料金が適用されます。

Uber(ウーバー)&DiDi(ディディ)

  • タクシーの他にウーバーとディディーが主流でスマホからアプリをダウンロードするとアプリ1つでドライバーを呼ぶことが出来ます。タクシーよりも安いのでオススメです。事前に個人情報とカード情報を登録しないと使用できませんのでご注意下さい。

トラムについての追記

市内にはシティ・サークル(赤を基調とした歴史がありそうな見た目のトラム)とメトロポリタン・トラム(まるで新幹線のような最新のデザインが施されたトラム)と二種類のトラムが走っていますがフリーゾーン内であればどちらに乗っても無料です。逆を言えばどちらのトラムとも有料ゾーンへも運行するということです。ただし、心配することはありません。フリーゾーンにはバスストップに大きな看板があります。また、フリーゾーンから外れるときもアナウンスが入るので注意して聞いていればうっかり無銭乗車をしてしまった…なんてことはないでしょう。

フリートラムゾーンからの乗車の場合

下車するストップがフリートラムゾーンであればタップオフ・タップオフの必要はありません。下車したいストップが近づいてきたらストップボタンを押してドライバーに知らせましょう。

フリートラムゾーン外からの乗車の場合

必ずタップオン・タップオフをしましょう。(トラムのみタップオフは必要ありません。)フリートラムゾーンから乗車し、フリートラムゾーン外で下車したい場合はフリーゾーンから外れるときにタップオンすれば問題ありません。ただし、タップをし忘れてしまうと罰金(約$200)を払うことになるので気を付けましょう。インスペクターはランダムにチェックをしにきます。また最近では覆面のインスペクターもいるので気を付けましょう。

メルボルンの留学環境

  • Mel_college
  • メルボルンオーストラリア第二の都市というだけあり、多くの語学学校、専門学校、大学があります。「教育の街」と呼ばれるほど教育水準が高く、メルボルン大学はオーストラリアのトップ大学のひとつにもなっている名門校です。そのほか、モナシュ大学、RMIT大学、ラ・トローブ大学などがあります。また、他の州と比較すると、TAFEから大学への編入がしやすくなっています。 留学生の数も非常に多く、多くの教育機関が留学生の受け入れに積極的で、付属の語学学校をもつ大学や専門学校が多いです。日本人の留学生は全体の15%前後とシドニーに比べると少なく、国籍バランスが整っていると言えます。

メルボルンの生活情報

「世界一住みやすい街」として知られるメルボルンには、学校や博物館はもちろん、ショッピングセンター、カフェ、レストラン、公園、スポーツ施設などがそろっており、公共交通機関も整備されているので生活に不自由することはありません。また、音楽やアートなどの芸術活動も大変盛んで毎週のようにイベントが行われており、いろいろな側面から刺激を与えてくれる街と言えるでしょう。 物価はシドニーと並び全体的に高めの傾向にありますが、無料で移動できる公共交通機関があったり大規模なマーケットがあったりと、工夫をすれば出費を安く抑えられる面もあります。

ホームステイ、シェアハウス

ホームステイ先から街の中心部までは、バスや電車で約30分~1時間が目安です。滞在費は、一週間で300オーストラリアドル前後が一般的です。 シェアハウスは都市周辺の場所のオウンルーム(個人部屋)で一週間200オーストラリアドル前後、シェアルーム(共同部屋)になると一週間150オーストラリアドル前後で借りれるところもあります。メルボルンの家賃は他都市よりも比較的高めと言えます。

仕事(アルバイト)

メルボルンにはカフェが多くあり、留学生の間でバリスタの仕事は非常に人気があります。しかし、バリスタマシーンを扱う技術の有無や相応の英語力が求められるなど、日本人にとっては少々敷居が高く、一般的に採用される確率は低いです。しかし、せっかく海外のお洒落な街に住むからには、このような職業にチャレンジしてみることも、貴重な経験になるでしょう。 日本人の働き先として圧倒的に多いのはジャパニーズレストラン(ジャパレス)です。ローカルのお店と比較するとお給料は安くなりますが、採用される確率は圧倒的に高いです。そのほかのお仕事としては、ビルや学校の清掃などもあります。

メルボルンの観光情報

  • Mel_3
  • メルボルンは伝統的な様式の建物と最新デザインの建物が入り混じっている街です。その景観は非常に独特なので、街を歩いているだけで楽しむことができます。また、アートが盛んなメルボルンでは街のあちこちで非常にクオリティの高いウォールアートを見ることができます。 「食の都」としても名高い街なので、カフェやレストランも多く軒を構えています。自分が好きなお店を探して食べ歩きというのも良いかもしれません。また、マーケットも多く開かれており、クインビクトリア・マーケットは南半球最大の市場として有名です。郊外にあるヤラバレーには80以上のワイナリーがあり、テイスティングやショッピングはもちろん、ワイナリー見学も可能です。 美術館や博物館も多く、各施設ではツアーなども開催されています。 車やツアーの予約が必要となりますが、街を離れれば12使徒奇岩で有名なグレート・オーシャン・ロードや、間近でリトルペンギンを見ることができるフィリップ島などの自然を楽しむこともできます。またお疲れのときはペニンシュラホットスプリングというモーニントン半島にある天然温泉とプールで旅の疲れを癒すのもひとつです。

メルボルンフォトギャラリー

カウンセラーからのオススメポイント

勉強と学校の両立が可能

メルボルンでは約20万人、170ヵ国以上からの留学生が勉強に励んでいます。 学校の数やコースの種類も豊富で一般英語だけでなく、バリスタコースやIELTS、ケンブリッジ、ビジネス英語、専門的なコースではIT,チャイルドケア、クッカリー、テクノロジー、マーケティングなどボランティアやインターンシップ先も沢山あり選択肢が豊富です。 またカフェやレストラン雑貨店、デリバリーサービスなど自分の学校の時間帯に合わせてアルバイトできるのも選択肢が多いからではないでしょうか。午前中に学校がある方は夜レストランでアルバイトをしたり、午後から学校の方は午前中カフェで働いてみたり両立しやすいのが利点です。

個人的なお勧めスポット

路地を入れば有名なデグレーブスストリート(Degraves Street)にあるカフェ通りや隠れ家の様なブロックプレイス(Block PL)なども必見です。ホイザーレーン(Hosier Lane)ではストリートアートも楽しめインスタ栄えのスポットがあります。 周りのカフェではコーヒーを普段飲まない人もメルボルンに来てからコーヒーのおいしさを体験して毎日飲むようになった人がいる程、メルボルンのコーヒーのレベルは非常に高いです。こだわりの焙煎の仕方やラテアートなどカフェによってそれぞれ色があるのでぜひぜひ体験してもらいたいところです。また国際性豊かなメルボルンは各国のレストランがあり、イタリアン、インディアン、パキスタン、グリーク、アジアなどなど飲食で飽きることはないでしょう。バーも隠れ家のようなバーや、リバービューのバー、屋上にあるバー、ウイスキー専門店など日本と違ったドリンクを楽しむことも出来ます。

無料お問い合わせ・説明会予約