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オーストラリアでワーホリするならどの都市?シドニー・メルボルン・ブリスベンの3都市を徹底比較!

    • 2022年10月20日

オーストラリアで人気都市であるシドニー・メルボルン・ブリスベンですが、今回はワーキングホリデーをするならどの都市が良いのか、それぞれの都市を比較していきますので、みなさんに合った都市へ行ってくださいね!


オーストラリアのワーキングホリデーについて

オーストラリアのワーキングホリデービザでは、17週間までの就学が可能で、同一雇用主のもとで最大6ヶ月間の就労が可能です。ビザの申請費用はA$510(2022年7月現在)となっています。また、1年目の期間に政府指定の地域で指定業務(農業や工場勤務)を88日以上行うと、さらに1年間のビザが発行されます。また2019年7月より6ヶ月以上指定業務を行うとさらに1年間のビザが発行されます。つまり最長で3年間オーストラリアに滞在が可能となります。この点はカナダやニュージーランドとは大きく異なり、魅力的です。申請時には30歳以下であることが条件となりますので、タイミングは重要となります。


生活はどうなの?

シドニー

オーストラリア最大の都市で、オーストラリアの経済の中心でもあります。日本では東京のような立ち位置となります。公共交通機関も充実をしており、あらゆる所へ行くのが便利です。国内最大の都市ということもあり、家賃や物価も国内ではずば抜けて高いです。年明けの花火イベントはでは世界中から観光客がきます。またビーチやハイキングにも簡単に行くことができるので、自然のアクティビティも豊富です。オペラハウスやブルーマウンテンなど世界遺産もあり、観光都市としても有名です。


メルボルン

ヨーロッパ調の建物もあり、ミュージシャンやアーティストも数多く在住している都市です。市内のウォールアートが観光名所になっているほどです。オーストラリアでは2番目に大きな都市となり、メルボルンは「世界で住みやすい都市ランキング」において毎年トップ3にはランクインをしており、世界からも住みやすい都市として認識をされています。
メルボルンの市内には無料のトラム(路面電車)が通っており、乗り方や行き先をマスターすればメルボルンでは電車やバスが不要となります。公共交通機関の利便性はオーストラリア国内ではトップです。一定のエリアより外は交通費がかかるので、ご注意ください。
またメルボルンは学生の街でもあるので、留学生の数も多く、過ごしやすい都市となります。メルボルンのあるビクトリア州立図書館は館内がハリーポッターのような造りで「一度は訪れてみたい図書館ランキング」で常に上位にランクインをしています。メルボルン郊外にはペンギンを見ることができるセントキルダというエリアがあり、日没時にはペンギンを見るために多くの人が集まります。


ブリスベン

街の雰囲気としては、シドニーの小規模バージョンというイメージで良いかと思います。ブリスベンには移動方法としてフェリーが頻繁に利用されており、無料と有料のものがあります。もし職場や学校までフェリーで通えるのであれば、きっと貴重な経験となること間違いないです。また、ブリスベンからゴールドコーストへも電車で2時間弱で行くことが出来ますので、平日はブリスベンにある人工ビーチ、休日はゴールドコーストで本場のビーチで過ごすことが出来ます。また、3都市の中では最も物価が安いです。


仕事って見つけられる?

シドニー

都市の規模から仕事の数はオーストラリア国内で最も多いと思います。日本食レストランにはなるかもしれませんが、英語力に不安のある方でも仕事は見つけられると思います。オーストラリアでは、英語力よりもこれまでの職歴を採用時に見られるので、様々な職業経験があることは大きなメリットとなります。シドニー内には栄えているエリアが複数あるので、シティの中心だけではなく、例えばビーチ周辺のエリアでも仕事はあります。ただし、数が多いこともあり最低賃金以下の給料を払う職場もあるので、面接時に確認をしましょう。


メルボルン

メルボルンといえば、カフェ文化が浸透している都市です。オーストラリアのカフェで働きたい方はメルボルンへ行くべきだと思います。メルボルン市内には日本の飲み屋街のようにたくさんのカフェが立ち並んでいます。メルボルンのいくつかの語学学校でも「バリスタコース」という接客英語とコーヒーの作り方を学ぶことができるコースもあります。
例えば、シドニーのカフェで働きたい場合は2年程度カフェでの勤務経験を求められますが、メルボルンのカフェでは初心者の方でも雇ってくれる傾向にあります。仕事の数はシドニーと比較をすると少ないです。メルボルン市内には無料で走っているトラム(路面電車)があり、そのエリアには求人を出しているお店がありますが、市内から少し離れると仕事の数は少なくなります。この点はシドニーとの違いだと思います。


ブリスベン

これら3つの都市の中では仕事の数は少なくなりますが、留学生の数もシドニーやメルボルンと比べると多くはないので、その分仕事ゲットの倍率は下がります。競争率が低いという点では有利になる可能性が十分にあります。また、ブリスベンのあるクイーンズランド州は、亜熱帯気候であることからファームが多くあるため、セカンドビザの取得のためにファームへ行く方もいます。ファームの仕事はどの時期に行くかで収入が変わりますので、繁忙期(特に5月-9月※エリアにもよります)に行くことをオススメします。


  • まとめ

それでは、3都市をまとめていきましょう。

シドニー
・オーストラリアで最大の都市
・観光名所たくさんある
・ビーチがシティから近くにある
・3都市の中では物価は最も高い
・英語力に不安がある初心者の方でも仕事は見つけられる確率が高い
・いろいろなエリアに仕事ゲットのチャンスがある
・最低賃金の給料を支払う職場もあるので、面接時に要チェック

メルボルン
・ヨーロッパ調の建物多い
・トラムが走っているなど公共交通機関は国内で最も便利
・メルボルンは学生の街
・カフェで働きたい方はメルボルン!
・世界で住みやすい都市ランキングで毎年上位
・ハリーポッターに出てくるような図書館あり

ブリスベン
・留学生の数はシドニーとメルボルンと比べると少ない
・ゴールドコースト、サンシャインコースト、ヌーサに近い
・シティからすぐ近くのサニーバンクに人工ビーチがある
・無料のフェリーがあり、夜景も楽しめる
・物価はシドニーとメルボルンよりも安い、特に住まい
・ファームに近いので、セカンドビザを取得予定の方にもGOOD

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