COLUMNコラム
やはりオーストラリアといえば、シドニー。その知名度は世界中で知られており、2000年にはオリンピックも開催されました。シドニーはオーストラリア国内、また南半球では最大の都市と言えます。商業・金融の分野の観点から見てみるとオーストリアへ進出をしている企業はまずシドニーにオフィスを構える傾向にあります。オペラハウス周辺はもちろんですが、主要な観光地以外にもシドニーには複数のオススメエリアがあります。
シドニーへ一度行ったことがある方はメルボルンの方が都市の規模が小さいと感じるのではないでしょうか。メルボルンにはシティ内であれば無料で利用することができるトラム(路面電車をイメージしてください)があり、利用で移動できる区間は栄えていますが、それ以外のエリアはそこまで大きくはないです。近年オーストリア国内でもメルボルンへの移住が増えていることもあり、街の一部には小学校の建設工事などが進んでいます。これからさらに都市の規模は大きくなるのでなないかと思います。
大都市ということで都会に住みたい方には適しています。日本でいうと東京のような雰囲気に近いと思います。シドニーにはいくつかの主要なエリアが存在し、そのエリア付近に住めば買い物や外食なども簡単にできます。交通事情やイベント時には一部電車が運休になることもありますが、代行のバスが用意されます。ビーチも市内から簡単に行くことが可能なので自然とシティがミックスされているのも住みやすさのポイントになるかと思います。
メルボルンは毎年発表される住みやすい都市ランキングで上位にランクインしています。交通網の完成度は高く、シドニーとの大きな違いは市内に無料のトラムが走っていることです。このトラムを利用すればメルボルン市内では容易に移動が可能です。自転車専用のレーンもあるので、地元の人は車ではなく、自転車で通学や通勤をしている方も多く見受けられます。メルボルン市内だけではなく、郊外にもたくさんのカフェがあるため、コーヒーが好きな方には気に入る街になるかと思います。
シドニーとメルボルンのみではなく、オーストラリアは教育水準が高いことで知られています。オーストリアにはG8という大学のグループ(オーストリアのトップ8の大学)が存在し、両都市ともにG8に属する大学があります。多くの日本人が就学する語学学校や専門学校では今のところメルボルンの方が日本人の割合は少ないです。学校や授業の質のみではなく、コースの種類に関しても両都市ほぼ同じコースを提供しています。
都市の規模が大きいということで求人の数はオーストラリアで飛びぬけて多いです。言い換えると、仕事を選ばなければ基本的に仕事をゲットできます。また日本食レストランもたくさんあるため、英語力に自信のない方にとってオーストラリアで働くことのスタートアップには適しています。
カフェの街ということで、カフェでの募集はシドニーと比較をすると多くあります。例えばシドニーでカフェ勤務を希望する場合は、カフェ勤務の経験が必要となりますが、メルボルンでは経験がない方でも雇ってもらえる傾向にあります。
シドニーとメルボルンの都市名は有名ですが、観光地としてはどちらがオススメなのでしょうか。簡単にそれぞれの有名な観光スポットをご紹介します。
オペラハウス
外せないのは間違いなくオペラハウス、世界遺産に登録されており自分の目で見る瞬間は格別です。オペラハウスからはご存知ハーバーブリッジも見ることができます。大晦日の日は年越しの花火を見るための世界中から観光客が訪れます。
ボンダイビーチ
シティから30分ほどでいくことができます。夏場は毎日混んでいて、砂浜が人間で見えなくなるくらいです。「ボンダイレスキュー」というレスキュー隊に密着をしたテレビ番組もあります。メルボルンと比較をするとシドニーにはビーチが多くあり週末には家族連れなどで賑わっています。
ブルーマウンテン
市内から電車で2時間で行くことができます。スリーシスターズという3つの岩が有名です。
Hosier lanes
メルボルンにはウォールアートが施されているエリアがあり、そのエリアに足を運ぶ観光客は多いです。
ブライトンビーチ
よくインスタグラムで見かけるカラフルな家がビーチに建っているビーチ。ビーチ自体は横長に広がっており、海水浴している人は少なく、観光スポットとして認知されているのでしょう。
グレートオーシャンロード
メルボルン市内から車で3-4時間かかります。海沿いの風景や風化した岩々はきっとあなたの記憶に焼き付くことでしょう。
セントキルダ (St Kilda)
メルボルンにはペンギンを見ることができるセントキルダ(St Kilda)という場所があります。日が沈むタイミングでペンギンたちが海から戻ってくるところを見れることもあります。
まとめ
それでは、上記の内容を都市ごとに振り返ってみます。
シドニー
・オーストラリア国内、南半球で最大の都市
・都会好きにはオススメ
・オーストリアでの仕事のスタートアップには適している
・オーストラリアでの仕事の数はNO.1
メルボルン
・知名度は高いが、都市としてはそこまで大きくない
・交通網の質は高く、市内には無料のトラムが通っている
・住みやすい都市ランキングで上位にランクイン
・カフェ好きにはオススメ
共通点
・教育の質は両都市とも高い
・市内から少し離れれば自然がある
今回は簡単ですが、シドニーとメルボルンの比較をしました。実際に行けば更なる魅力を発見できるはずです!
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