COLUMNコラム
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シドニーはオペラハウスとハーバーブリッジで有名な、オーストラリア最大の都市。時差は日本時間+1時間、サマータイム時は+2時間です。生活に必要なお店、各種手続きなどでお世話になる行政機関、公園、旅行で訪れるべき観光地が集中しており、暮らしていくのに困ることはありません。バス、電車、フェリー、ライトレール(路面電車)といった公共交通機関も発達しており、街の中を移動する際に不自由はありません。また、街は移民大国オーストラリアを象徴し、さまざまな国の方で溢れています。多国籍な環境で過ごしたい方やいろいろな国の英語に触れたい方にとって、これ以上の留学先はないでしょう。
学校の数は非常に多く、オーストラリア国内では最多となっています。様々なコースやプログラムがあるため、やりたいことができる学校を探すのには困らないでしょう。また、大学などの高等教育機関も多いので、語学学校の後に専門学校や大学への進学を考えている方にもおすすめです。
移民の多さがオーストラリア国内トップのシドニーでは、日本人も非常に多いです。学校で日本人に出会う確率も高くなりますので、日本人がそばにいたほうが安心という方におすすめです。一方で、学校によっては日本人が少ないところもあります。英語環境を作るために日本人がいないところを選びたいという方は、そのような学校を探してみるとよいでしょう。
シドニーには就職の機会が非常に多いです。日本人留学生のバイト先として多い日本食レストラン(ジャパレス)も多数あります。オーストラリアの日本人向け情報サイトJAMSでの求人広告ページ数は約380ページと、2番手の約40ページと比較して非常に多いので、お仕事探しに困ることはまずありません。せっかく留学するのであればお仕事も経験してみたい、節約しながら勉強したいという方におすすめです。
年間を通して過ごしやすく、乾燥しているのが特徴です。晴れの日が多く、雨は少ないですが、夏には大嵐になったり雹が降ったりすることがあります。朝・晩の寒暖差は大きく、1日で15℃から20℃変動することもあるので、調節ができる服装がおすすめです。四季ははっきりしていますが、冬はそれほど寒くありません。また、夏は気温が40度以上になることがあります。紫外線が強いので、男性であっても日焼け対策は必須です。渡航の際はサングラスと日焼け止めを忘れずに持っていきましょう。
シドニーに関してさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください!
メルボルンはイギリスの雑誌エコノミストで住みたい都市ランキング1位になんどもランクインしていることで有名です(※2)。時差は日本時間+1時間、サマータイム時は+2時間です。街は西洋風の建物が至る所にある一方、ユニークで現代的なデザインのビルも多く立ち並ぶお洒落な雰囲気になっています。街なかにはトラムと呼ばれる路面電車が走っており、市街地の移動は非常に便利です。また、食の街としても知られ、カフェや各国のレストランが多く立ち並んでいます。オーストラリアのカフェ文化発祥の地としても有名です。スポーツ施設も市街地に近い場所に位置しており、大規模なイベントが定期的に行われるなど活気にあふれています。
学校の数はシドニーやブリスベンと並んで多く、語学を学ぶには申し分のない環境です。大学などの高等教育機関も多数あるため、英語を学んだあとに進学を希望する方にもおすすめです。
日本人は比較的多く、日本人留学生は留学生全体の15%ほどを占めます。しかし、移民が非常に多いシドニーと比較すると国籍バランスはよいです。あまり日本人ばかりでは困るけど、全くいないのも寂しいという方におすすめの地域です。
シドニー同様、飲食店が多数あるのでバイト探しには困りません。ジャパレスが多いので、すぐにでもお仕事を始めたい方はそのようなの求人を探してみるとよいでしょう。また、カフェ文化発祥地の名にふさわしく多数のカフェがあるので、現地(ローカル)のお店で働きたい方はそちらに挑戦してみるのもおすすめです。ただし、ある程度の英語力が求められますので、日系のお店への就職と比べると採用されにくい傾向にあります。
年間を通して乾燥していて過ごしやすいです。しかし、一日の寒暖差が非常に大きく、その様子は一日の中に四季があるといわれるほどです。調節できる服装は必須といえます。紫外線が強いので、日焼け止め対策は必須です。冬場や曇りの日も油断せずに対策しましょう。
メルボルンに関してさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください!
オーストラリア第3の都市で、ブリスベン川を中心に都会と自然が交じりあっている街です。時差は日本時間+1時間で、サマータイムはありません。生活に必要な施設やショッピングセンターが充実している大きな街ですが、あまりせかせかした感じはありません。都会の忙しい雰囲気は苦手だけど便利な場所に住みたいという方におすすめの留学先です。物価もオーストラリア国内では比較的安いので、留学費用を抑えたい方にもおすすめのエリアです。
シドニーやメルボルンと同様、様々なコースやプログラムを提供する学校が多数あるので、学校選びには困りません。専門学校や大学といった高等教育機関も充実しているので、進学を見据えて勉強したい方にもおすすめの場所です。
ブリスベンを含むクイーンズランド州に滞在している日本人の比率は、シドニーのあるニューサウスウェールズ州に次いで2番目に多いといわれています(※3)。そのため、留学先でも日本人がそばにいたほうが安心という方におすすめです。しかし、他の日本人が多い地域同様、学校によっては日本人が少ないところもあるので、英語漬けの環境を作ることは可能です。
ジャパレスを含め、日系のお店があるのでお仕事は見つけやすい環境です。また、ブリスベン周辺、特に北部と西部はファームが多いことで有名です。語学学校に通った後にファームで働きたいというワーキングホリデーの方にはおすすめの留学先となっています。
亜熱帯性の気候なので湿度は高めです。冬でも日中は半そでで過ごせる日があります。夏の気候は日本の東京に似ており、湿度が高く暑いのが特徴です。また、夏は急な大雨に見舞われることがありますので注意が必要です。年間を通して日差しが強いので、日焼け止め対策が必須となります。
ブリスベンに関してさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください!
サーファーズ・パラダイスという名前のビーチがあるほど、サーファーに人気な地域です。時差は日本時間+1時間で、サマータイムはありません。旅行先として有名な場所なので、お店や観光スポットが充実しています。そのため、勉強も遊びも存分に楽しめる留学先です。移民の方も多く、多国籍な雰囲気があるのも魅力の一つです。
学校数が非常に多いわけではありませんが、大手有名校のキャンパスや、質の高さで人気がある学校が多いです。留学中に複数の都市を訪れたい方は、他都市にもキャンパスのある学校に通って途中で転校するのもよいでしょう。また、サーファーの聖地らしく、語学とサーフィンを組み合わせたプログラムを提供している学校もあります。
旅行先としても留学先としても有名な場所なので、日本人は多めです。しかし、学校によっては日本人が少ないところもあるので、英語に浸れる環境を作ることができます。
観光地として栄えているほか、ジャパレスなどの日系企業も多いため、職探しには困らないでしょう。
ブリスベン同様、亜熱帯性の気候なので湿度は高めです。年間の平均最高気温は20℃ほどで、冬でも日中は半そで過ごせる日があります。紫外線が強いため、年間を通して日焼け対策が必要です。
ゴールドコーストに関してさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください!
グレートバリアリーフが有名なケアンズは、美しい砂浜や南国の植物にあふれるオーストラリア屈指のリゾート地。そのため、観光客が多く日本人にも馴染みのある場所です。時差は日本時間+1時間で、サマータイムはありません。オーストラリアの他都市と比較すると家賃や物価が安いので、節約しながら生活したい方におすすめです。また、街がコンパクトにまとまっており、必要な場所へのアクセスがしやすいのも特徴です。
大都市とは言い難いケアンズなので、学校数も少なくなります。しかし、他の都市と比較すると授業料が安くなる傾向にあるため、節約して留学したい方におすすめです。また、小規模校が多いので、アットホームな雰囲気を重視する方にもおすすめです。
観光などで訪れる日本人が多いため、日本での知名度が高いケアンズ。そのため、日本人留学生の人数も比較的多めです。ゆったりした雰囲気のなか、ある程度日本人がいるような環境で勉強したい方におすすめの地域です。
観光地なのでお店はあるものの、日本人留学生のバイト先としてポピュラーな日本食レストラン(ジャパレス)は少ないのが特徴です。大都市のようにすぐに日系のお店が見つかるという環境ではないため、お仕事をする際は語学学校である程度の英語力をつけてから現地(ローカル)のお店に挑戦するという流れになります。職種としては、観光業が盛んな場所ならではのツアーガイドやお土産屋さんがあります。
熱帯気候なので、年間を通して最低気温が15℃を下回ることはめったにありません。そのため、冬の日中は少し肌寒い程度で、半そでで過ごせる日もあります。雨季と乾季に分かれており、1日の中で天気が変わりやすいので急な嵐には注意が必要です。また、年間を通して日差しが強いので日焼け対策は必須です。渡航の際はサングラスと日焼け止めを忘れずに持っていきましょう。
ケアンズに関してさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください!
イギリスの雑誌エコノミストで住みたい都市ランキングの第7位にランクイン(※2)したことがある、オーストラリア第4の都市です。時差は日本時間-1時間で、サマータイムはありません。街全体はコンパクトにまとまっており、大都会とは言えないものの生活に必要なものは揃っているので便利です。晴天の日が多く、そのようなときに街の中にの至る所にある公園でくつろぐのは最高です。便利だけど落ち着いた環境で勉強したい方に是非おすすめしたい場所です。
他都市と比べると学校数は少なくなりますが、有名大規模校のキャンパスが複数あります。また、学生の国籍比率のバランスがよいのが特徴です。中規模・小規模校が多いため、アットホームな環境で英語を勉強したい方におすすめです。
オーストラリアの他都市と比較すると、日本人は少ないです。しかし、先にご紹介したようにヨーロッパからの学生が多く留学生の国籍バランスが良いので、英語環境に浸りたい方にはおすすめです。
日本人が少ないため、ジャパレスや日系のお店も少ないです。そのため、アルバイトをする際はローカルのお店も探さなければなりません。ローカルのお店で働く場合は一定の英語力が求められるため、渡航後すぐに働くということは難しいでしょう。そのため、パースに留学する際は留学費をしっかり確保してから渡航することをおすすめします。
年間を通して温暖で、四季がはっきりしています。夏はほとんど雨が降らず乾燥していて、日中の気温は30℃から40℃程度です。しかし、夜には気温が下がるので、日本のように暑苦しくて眠れないということはあまりありません。年間を通して紫外線は強いので、日焼け止め対策は必須です。
パースに関してさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください!
アデレードもパースと同様に、エコノミストで住みたい都市第5位に選ばれた実績があります。時差は日本時間+0.5時間で、サマータイム時は+1.5時間です。街なかは西洋風の建物が多く、至る所に芝の美しい公園や植物園などの緑があります。アデレードは20 Minutes Cityと言われる通り、街の端から端まで行くのにさほど時間がかかりません。また、バスが多く運行しているため、歩くには少し遠いような場所にも簡単に行けます。必要なものがコンパクトにまとまっていますので、生活するにもどこかへ出かけるのにも便利です。こじんまりとした場所で穏やかに過ごしたい方におすすめしたい留学先です。
街の規模が小さいため、学校の数も少なくなっています。しかし、有名大規模校のキャンパスや質の高い語学学校が多いため、英語を学ぶ環境としては問題ありません。また、留学先としてあまり有名ではない都市ゆえに、学びに来ている学生は真剣です。そのため、アットホームな環境でしっかり勉強したい方におすすめの都市といえます。
日本からの留学生は非常に少ないので、しっかり英語に浸りたい方には最適な留学環境となっています。
日本人がすくないため、日系のお店も少なくなっています。ローカルのお店で働くにしても、英語力の問題で渡航後すぐにアルバイトを始めるのは難しいかもしれませんので、十分な資金を用意していくことをおすすめします。しかし、いったん現地のお店で働けるとなった場合、英語が飛躍的に伸びますので、仕事を通しても英語を学んでみたい方は挑戦してみてください。
年間を通して乾燥していますが、気候は非常に穏やかです。しかし、1日の寒暖差が激しい日が多いので、調節できる服装で生活することをおすすめします。また、紫外線が非常に強いので、冬場や曇りの日であっても日焼け対策はしっかりとしましょう。
アデレードに関してさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください!
2時間です。キャンベラには政治と学問の施設が集まっており、オーストラリア国立大学やキャンベラ大学といった、国内最高峰の学校があります。休日はあまり人がおらず静かなイメージがありますが、アカデミックな雰囲気と治安の良さから近年留学先として注目され始めています。また、オーストラリアの他の都市と比較すると物価や家賃が低いので、生活費を節約したい方におすすめです。
語学学校よりも、大学などの高等教育機関が有名です。そのため、進学を見据えた語学留学に適しており、大学付属の語学学校で英語を学んだあとに各大学へ進学する留学生が多くなっています。また、他都市で英語を勉強した後にキャンベラの専門学校や大学に進学するという選択肢もあります。
キャンベラの全人口に対し日本人比率は1.9%と、日本人の少なさはオーストラリア国内でもトップ3に入ります(※3)。そのため、英語の環境にしっかり浸りたい方におすすめです。
日本人比率と比例して、ジャパレスなど日系のお店の数も少ないです。そのため、お仕事を探すのは大変です。ローカルのお仕事をする場合はある程度の英語力が必要となりますが、英語をしっかり身に着けたい方にとっては最適な環境といえます。
年間を通して過ごしやすいですが、寒暖差が大きいのが特徴です。四季がはっきりしており、春・秋は温暖、夏は乾燥して暑く、冬は雪が降るほど寒いです。オーストラリア国内では珍しくウィンタースポーツが楽しめる場所なので、スキーやスノーボードが好きな方は是非訪れてください。
キャンベラに関してさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください!
まとめ
以上、オーストラリアのおすすめ留学先をランキング形式でご紹介しました。
オーストラリアには魅力的な都市がたくさんありますが、本当にその場所が魅力的なのかは選ぶ方の好みによります。都会が良いのか、静かな場所がいいのか。物価が安いところへ行きたいのか、便利であればお金は気にしないのか。日本人は多いほうが良いのか、少ないほうが良いのか……。ここは譲れないという条件を決めて、その条件に合わせてご自身にぴったりの都市を見つけてください。
また、ランキング上位の都市だけを見るのではなく、4~8位にランクインしている都市についても近年注目の留学先となっていますので、是非参考にしてください。