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アデレードはオーストラリアの南オーストラリア州に位置しており、州都となっています。日本(成田空港)からは飛行機で乗り換えも含めると約15時間程度かかります。日本との時差は30分で、ほぼない状態となっています。アデレード市内にはトラム(路面電車)が通っていたり、市内を巡回する無料のバスが走っています。電車もありますが、日常生活で利用することは少なく、電車よりも列車としてのイメージが正しいです。
アデレードの気候はは年間を通して過ごしやすく、夏季は乾燥していて日差しが強く、冬季は雨が多いのが特徴となります。気温としては、夏は15℃~30℃で、冬は5℃~15℃となります。
1836年にイギリスの植民地となり、その当時の英国君主のドイツ人の妻であるアデレード王妃から名付けられた。ちなみにアデレードはドイツ語で貴婦人という意味です。オーストラリアの他エリアでは、流刑植民地として、つまり罪を犯したイギリス人が送られる場所として植民地が作られました。しかしアデレードは他エリアとは異なり、罪人を受け入れない新たな植民地として開拓されました。
シドニーやメルボルンと比較をするとアデレードには日本人の割合が少ないです。そのため、日本人の少ない環境で勉強をしたい方には適切なエリアだと思います。また、治安も良く初めての海外生活をされる方にもピッタリです。街もコンパクトなため、車が必要ということもなく、生活面では不自由をしないことも留学生にはありがたいポイントとなります。
オーストラリアのワインは世界的にも有名で、アデレードはオーストラリア国内でワイン生産地として知られています。アデレードにはバロッサバレーなど複数のワイナリーがあり、国内外問わず多くの観光客が足を運びます。
グレネルグビーチは市内からトラムで約30分で行くことができます。子供が遊ぶ遊具もあるので、家族連れや観光客で大変賑わっているビーチです。ビーチ周辺には多くのカフェやレストランが連なっており、帰りにご飯も楽しむこともできます。
ハイキングコースがいくつもあり、毎回ルートを変えながら登山ができます。滝もあるので、普段アデレード市内で生活をしている方には息抜きのスポットとしてピッタリです。運が良いとコアラも見えるとか見えないとか。
まとめ
それでは、アデレードについてまとめていきましょう。
・南オーストラリア州の州都
・市内にはトラムや無料バスも走っている
・年間を通して気温は安定している
・冬季は雨がたくさん降る
・他エリアとは異なる植民地としての歴史がある
・ワイナリーが有名
・シドニーとメルボルンと比較をすると日本人留学生の数は少ない