オーストラリアの滞在先の種類と比較

はじめに

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  • 生活の基盤となる滞在先は、留学をする上で学校選びと同じくらい重要な検討事項となります。滞在先選びに失敗してしまった、イメージしていた生活とほど遠くなってしまったという話はしばしば聞くものです。

    そのような事態に陥らないためにも、海外で生活をする為にはどのような滞在方法があるのかまた、それぞれのメリットデメリットは何なのか明らかに市ながら紹介させて頂きます。是非理想の滞在方法を見つけてみて下さい!

ホームステイ

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  • ホームステイは、現地に住む家族のご自宅に宿泊する滞在方法です。
    基本的には自分の部屋があり、バスルームやリビングルームはシェアとなることが多いです。食事の回数はホスト先にもよりますが、「1食(朝食のみ)」「2食(朝、夜)」「3食」「食事なし」のように選ぶことができる場合もあります。
    留学先の都市にもよりますが、食事込みで月10万円~12万円前後のところが多いです。

ホームステイのメリット

実際に現地の家族と一緒に生活することになるので、英語を使う機会も多く、また現地の家族が実際にどんな生活スタイルを送っているのか、ということも知ることができます。ホストファミリーがどこかに連れて行ってくれたり、家でホームパーティをしたり、ということもしばしばあります。

そのため、留学が終わってからもホストファミリーと連絡を取り合ったり、何年後かに遊びに来るというような留学生もいるようです。


ホームステイのデメリット

食事は基本的にホストファミリーが用意してくれたもの、家庭内ルールはそのファミリーが決めたもので生活することになります。ファミリーの生活に入り込んで滞在することになるため、ご家庭によってパーティ―などの特別なおもてなしがない場合もあります。日本の文化と異なることも多いため、過度な期待を寄せすぎないようにしましょう。

お家のルールに縛られるのが苦手な人や何でも自分のペースで好きなようにやりたい、という人にはホームステイはあまり向いていないかもしれません。
又、オーストラリアは様々な国から移民の方が集まっている他民族国家です。そのため中にはアジアやオーストラリア以外の国に起源を持つご家庭への滞在となる可能性があることを事前に理解をしておきましょう。ホームステイは異文化を知ること、他人と共同生活を送る上で相手を尊敬しそれを楽しむことができる人に向いています。

寮(レジデンス)

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  • 寮は、基本的に学校経由でお手配することが多い滞在先となります。
    ホームステイと大きく異なるのは、「比較的学校の近くや街の中心地にあることが多い」「食事は自炊」「ホームステイよりも自由度が高い」という点です。

    寮は、色々な国の生徒が滞在していますので、異文化交流もでき、寮内で同世代や英語を学びたいという同じ目的を持った友達を作ることもできます。費用は食事なしで月10万~15万円前後と、ホームステイよりも高くなる場合があります。(食事付きタイプを選べる場合もあります。)また、1か月又は半年以上から等、最低滞在期間が指定されている場合が多いです。

寮(レジデンス)のメリット

ホームステイと違い食事は自分で用意することが大半なので、自炊をしたり外食をしたりと自由にすることができます。また、寮内ではバスルームやキッチン、リビングルームは共同となることが多く、その中で友達を作ったりすることもできます。また、施設が充実しているところもあり、自習スペースジムスペース24時間セキュリティが完備されているところもあります。


寮(レジデンス)デメリット

たくさんの色々な国の生徒が滞在しているので、たまに隣や上の部屋からの騒音が気になる方もいるようです。また、共有スペースの衛生などが気になる方は、文化の違いからストレスを感じてしまう可能性もあります。
また、滞在費用はホームステイよりも少し高くなる傾向にあるので、低予算にしたい!と思っている場合は向いていないでしょう。
(相部屋を選べばホームステイより安くなることもあります。)

シェアハウス

  • 看護師
  • シェアハウスは、基本的には学校や留学エージェントではなく「自分で探す」滞在方法です。

    シェアハウス募集のウェブサイトやフェイスブックのグループ、友人の紹介などで探すのが一般的な方法です。シェアハウスでは、通常、バスルームやキッチンは共用で自分専用の部屋がある、又は2~4人で部屋をシェアします。

    1年以上の長期留学の方は、最初の数か月をホームステイや寮で過ごしたあと、残りはシェアハウスに移動するパターンがポピュラーなスタイルです。
    家賃は、住む場所や条件によっても大きく異なりますが、メジャー都市の場合、平均月6万~10万円前後となります。(市内に近づけば近づくほどほど家賃は高くなる傾向にあります)

    ウェブサイトで探す場合、下記のサイトがおすすめです。

シェアハウスサイト

シェアハウスのメリット

シェアハウスは、様々な国籍の人たちと一緒に生活ができ、寮よりも安く探せる場合も多く、そしてホームステイよりも自由に生活ができるというのが最大のメリットです。プライベートや自分の自由もありつつ、家賃や生活費はある程度自分で調整できるので、節約しながらも自由に楽しみたい!という人にはお勧めです。


シェアハウスのデメリット

基本的には自炊をすることになり(外食はとても高い為)、家事も自分でやらなくてはいけないので、それができないという人には難しいかもしれません。

また、滞在先によっては色々な国の人たちと一緒に生活をすることになるので、多文化を受け入れられなかったり、相手に気遣う気持ちが持てないと苦労することもあります。
バスルームやキッチンなどの共有スペースは譲り合ったり、夜遅い時間には騒音を出さない、長風呂をしないなど、お互いに協力し合う必要があります!


!シェアハウスを選ぶ際の注意点!
近年ではボンドと呼ばれる敷金を払った後にオーナーにとんずらされてしまう住まい詐欺が発生しているのでご注意ください。下記の点に注意して信頼できるハウスに滞在できるように努めましょう。

物件の内検ができるかどうか

※オーナーが海外にいるため内検ができないという場合は詐欺の可能性が極めて高いです。

家が異様に安く、ボンドが高すぎないか。

ボンドは通常2週間分の家賃です。それ以上の支払いが必要な場合注意が必要です。

契約時に領収証をもらえるかどうか。

もらえない場合、契約時に払ったボンドが退去の際に返されない可能性があります。

その他

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  • 上記の3つが、留学生にとっては一般的な滞在スタイルになりますが、下記のような滞在方法もあります。

    ホテル

    これは、例えば1週間のみの滞在で、滞在先にはこだわりたい、1週間でも自由が欲しいという方が選ぶ傾向にあります。ホテルは最も割高な滞在方法なので、長期滞在で選ぶ方はほとんどいません。

ユースホステル、バックパッカーハウス、Airbnb

ワーホリビザなどで学校に通わない予定の方が最初に選ぶ滞在方法として、主にあげられるものです。学校には行かずに、シェアハウスなどを探すまでの間、自分で探して安い滞在先に泊まる、という場合におすすめの滞在方法です。ただ中には、学校でもホステルやホテルを手配してくれる場合もあります。(学校に通う場合のみ)


アパートメント

アパートメントは一般的に日本の一人暮らしのようなスタイルです。シェアハウスではないので、バスルームやキッチンなどすべての場所を自分だけで利用する方法です。ただ、日本とは違いアパートメントはかなり費用も高めな上、契約時に保証人が必要だったり、長期契約が必要だったりと煩雑です。

また、欧米やオセアニアではシェアハウスは留学生以外の方にも一般的な滞在方法なので、シェアハウスのほうがよりポピュラーな滞在方法といえます。

留学の場合、滞在方法はホームステイというイメージを持たれる方も多いかと存じますが、様々な選択肢がございます。是非お客様ご自身の理想の生活スタイルに合わせて滞在先をお選びいただければと存じます。滞在先を含むオーストラリア留学に関するご質問は、以下のお問合せボタンよりご相談くださいませ。

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