COLUMNコラム
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オーストラリアは南半球に位置しているので、季節は基本的に日本とは逆となります。
ただ、ケアンズは年間を通じて暖かい気候となり、はっきりした四季はなく、雨季と乾季に分かれています。
雨季である12月~3月は夏にあたり、最高気温が30度以上になる日が多くあります。
乾季である4月~11月は春、秋、冬にあたり、最高気温が20~25度前後となります。
年間を通して比較的晴れの日が多いのも特徴です。
また、ケアンズは有名なリゾート地でもあり、世界遺産にも認定されている、世界最大のサンゴ礁地帯グレートバリアリーフがある事でも有名です。そのため、マリンアクティビティや、年間を通じて暖かい気候が好きな方にとってはおすすめの留学先です。
オーストラリア全体の物価は、基本的に日本よりも高く、1.2倍~1.5倍ともいわれています。
ただ、シドニーやメルボルンなどの大都市に比べると、ケアンズは物価を抑えられる都市でもあります。
外食費や観光費用は日本と比較してもかなり割高ではありますが、家賃や食費(スーパーマーケットで購入した場合)は、他のオーストラリアの都市よりも安いといえるでしょう。特に家賃は、大都市の中心部ではシェアハウスでも10万円以上するところが多いのに対し、ケアンズは4~6万円台で住めるシェアハウスも沢山あります。
ケアンズは、観光業がとても盛んな都市であり、ホテルやレストランの求人が多く、また日本人向けの求人も多くあります。
シドニーやメルボルンと違い、人口もとても少ない小さな街ですので、仕事の競争率もあまり高くはないと言えます。
時給も日本より高いので、ガッツリ稼ぎたい!という方は、フィリピン留学で英語力をつけた後に、気候の似ているケアンズに留学するというパターンも近年では人気があります。そのため、日本人のワーホリビザで渡航される方が多く、特にワーホリでホスピタリティ系の仕事に就きたい!という方にはおすすめできる街です。
ケアンズの人口は16万人前後で、東京の人口の約100分の1程度の人しか住んでいません。
またケアンズ全体もとても小さい田舎町なので、短期間の旅行であればとても観光がしやすく便利ですが、長期滞在をすると、好き嫌いが分かれる都市と言えます。
街がコンパクトであるがゆえに、買い物はしやすく便利ですが、普段遊ぶところも少なく、行くところも限られてきてしまいます。
そのため、留学中に色々な観光地に行って、色々なお店に行ったりアクティビティを充実させたい!と思う方にとっては少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
ケアンズは日本人からも非常に人気な観光地でもある為、日本人観光客が非常に多い街です。
街が小さい分、日本人との遭遇率も高めで、観光スポットや日本食レストランの店員さんの多くが日本人です。
また日本からの直行便があり最も飛行距離が短く行ける玄関口のような都市でもある為、短期留学生も多いです。
特に夏休みや冬休みの期間は日本人留学生も増えますが、語学学校内の日本人比率をみれば、通年日本人だらけ、というまででもないようです。
日本語だけで生活しようと思えばできるような、日本人に慣れ親しんだ都市ではありますが、ヨーロッパや南米からの留学生や移住者も多く、オーストラリア人にも観光地として人気のある都市ですので、過ごし方次第では、日本人だらけの生活になる!ということは避けられそうです。
前述の通り、ケアンズは街自体がとても小さくコンパクトです。
そのため、シドニーやメルボルンのような、にぎやかさや刺激は少ないかもしれません。ただ、「ゆったりと過ごしたい」「スローライフを送りたい」「都会の喧騒から離れて暮らしてみたい」とい思う方には、最もそれがしやすいオーストラリアの都市であると言えます。
日本でいう東京や大阪のような大都市で過ごしてきた時間が長い人にとっては、物足りなく感じたり、長期的に滞在すると飽きてしまったりする可能性はありますが、自分のライフスタイルに合わせて、都市選びもすると、より充実したオージーライフが送れると思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、オーストラリアのケアンズについての特徴、
メリット・デメリットをご紹介させていただきました。
どんな留学先にも、必ずメリットとデメリットはあると思うので、ご自身に合ったスタイルでオーストラリアの都市選びをしてみて下さいね!