COLUMNコラム
CONTENTS
パースは日本との時差が1時間、日本から直行便で9時間半の場所にあります。パースはオーストラリア大陸の西部にある西オーストラリア州の州都であり、雄大な自然と都市が調和した美しい街です。
パースの魅力はなんといっても大自然です。自然と都市が調和しているパースでは、都市部の近くであったとしても広大な自然を楽しめる環境があります。たくさんの珍しい動物も生存しており、自然や動物観賞を楽しめるアクティビティが豊富にあります。観光地としても人気が出てきており、オーストラリアらしい雄大な自然と人とが調和した空間が味わえます。
パースは比較的温暖で過ごしやすく、世界一住みやすい都市にも選ばれたこともある穏やかな都市です。他都市と比較しても雨が少なく、オーストラリア一天気がいい地域とも言われています。2015年からはANA航空によるパース⇔成田間の直行便が就航しているため、日本からも渡航しやすい留学先の一つです。
パースはフレンドリーシティとしても有名で、パースの人々は明るく、楽しい方々が多い都市となっております。バスの運転手と話すのは日常茶飯事というフレンドリーさです。自然に囲まれた環境でゆったりと暮らしている方も多いため、穏やかで安心した環境でリラックスしながら留学を楽しめます。
しかし、比較的安全とはいえ外国です。自分の不注意で盗難やトラブルに巻き込まれることはあり得ます。多くのお店が夕方ごろには閉まってしまうパースでは、夜は人通りがぐっと少なくなり、暗く雰囲気もガラッと変化します。そのため、夜間は一人で出歩かない、危険な地域には行かない、身の回りの物をしっかり管理するなど、日ごろからの安全対策は必須です。
オーストラリアの多くの都市は温暖な気候に恵まれており、非常に過ごしやすいです。パースは日本のような四季も楽しめる都市であり、雨が少なく天候が安定した地域としてオーストラリア人、留学生ともどもに人気があります。
また夏であっても乾燥しているため、暑い時期でも不快感無く過ごすことができます。冬も10℃以下になることはあまりなく、日中は20度近くまで気温が上がるため過ごしやすいでしょう。晴れの日には公園やベランダで日の光を浴びながらのんびり過ごせる穏やかさもオーストラリアならではの楽しみです!
パースはオーストラリア固有の生態系色濃く持つ都市であり、都市と自然が共存した美しい都市です。都市のすぐ近くには広大な公園や大きな川があり、散歩や昼寝を楽しむなど公園の芝生でゆっくり過ごす人々が多いです。
メルボルンやシドニーといった大都市と比較すると小さめの都市なのでせかせかした雰囲気がなく、街や人の雰囲気がゆったりとしたリラックスした空間があります。温暖で晴れの日が多い気候が多くの動植物を育んでおり、都市部であっても身近なところに自然があります。オーストラリアらしい緑が豊かでゆったりとした場所で留学をされたい方にお勧めの都市です。
自然があふれるパースでは、魅力的なレジャーや自然アクティビティを気軽に楽しめます。フェリーで40分程のところに位置するロットネスト島では、世界一幸せな動物としても人気のクオッカやアシカに会えることに加え、美しいビーチがあります。インド洋に面するパースは、美しいビーチがたくさんありジンベイザメやジュゴン、マンタ等に会えるダイビングが楽しめます。
内陸部には、美しい星空と自然の神秘が楽しめるピナクルズもあります。その他スカイダイビングやサーフィン、キャンプなど豊かな自然を堪能できるアクティビティが充実しております。
パースは留学先としてまだまだ発展途中の都市となります。シドニーやメルボルンと比較すると知名度が劣るため、日本人が比較的少なく、ヨーロッパ等からくる留学生が多いという特徴があります。日本語を話せる方も大都市と比較すると少ないため、英語を使わなければならない英語環境が整っています。日本人が少ない環境で就学されたい方におすすめです。
ただ、日本人が少ないと言えども全くいないという訳ではございません。日本の調味料等が購入できるショップや日本人のコミュニティもあるので、安心して過ごすことが出来るでしょう。
パースのシティ中心部は、CATという無料のバスやフリートランジットゾーンがあります。市内の移動であれば交通費がかからないため移動がしやすいというメリットがあります。キャットバスは色によって行き先が分かれており、5~15分間隔で運航しています。
SmartRiderという交通機関専用のICカードを利用すると、現金でチケットを購入するよりも運賃が15%~25%ほど安く済みます。また、パースの公共交通機関では、6週間以上フルタイムで通学する留学生はConcessionという学生用のカードを購入できるため、更にお得に移動が出来る留学生に優しいシステムを持っています。
パースは、フリーマントルのような100年以上の歴史のある伝統的な建物と、現代のモダンな建物が調和している美しい街としても有名です。比較的新しい建物も多く、土地も広々と整備してあるため清潔感があります。都市部や周辺部にある広大な公園もきちんと整えられているため、都市全体として清潔感があり過ごしやすい環境があります。
魅力あふれるパースですが、もちろんデメリットもあります。大都市と比較すると物価は安価ではあるものの、年々物価が上昇しております。外食が高くレストランでしっかりお酒や料理を堪能すれば、一食3000円以上してしまいます。
生活費を抑えるには毎日の自炊で食費を節約したり、郊外のシェアハウス・シェアルームに滞在、切符よりもお得に移動が出来る定期券を購入したりなど、ひと工夫が必要となります。
温暖で晴れの日が多いパースは、その分日差しと紫外線が強く乾燥しています。夏はもちろん、冬であっても日中外に出るときは紫外線対策があった方が良いでしょう。川沿いに面した広々とした公園やビーチなどゆったり出来る場所が多いため、リラックスしすぎてあっという間に時間が経って日焼けしてしまった!ということも、、、。
スーパーマーケットや薬局にたくさん日焼け止めが売っていますが、日本からも持ってくることをお勧めします!
小さい都市であるパースでは、オフィス企業の数も少ないためオフィスワーク等に従事するのは特に難しいことが現状です。また、飲食店の数も、他都市と比較すると少ないため、都市部で仕事をしながら就学といった生活スタイルは難しいでしょう。
ただ、パースはファームの仕事が多いため、セカンドやサードワーキングホリデービザを取得されたい方に特に愛される都市となっております。人が優しく、野生のカンガルーに会えるような自然が豊かな環境、更には他都市と比較して賃金も高いため、ファームの仕事が大変であったとしても好んで半年など長期で働く方が多いです。
勉強と仕事をしっかり分けたいワーキングホリデーメーカーの方や短期就学の方、長期就学であっても勉強に集中して取り組みたい方にお勧めです。
パースは多くの有名な都市が位置する東海岸側ではなく、西海岸側に位置しているため他都市から遠く、都市間の移動はもっぱら飛行機となります。その遠さは、世界一孤立した街とも言われるほどです。他の他都市間の移動と比較しても、航空券が高くなってしまうため様々な都市を転々とされたい方は、東海岸沿いの都市の方がより向いているでしょう。
パースはシドニーやメルボルンと比較して娯楽施設が少ない都市です。街自体があまり大きくないため、その分町中の施設の数も多くなく都会好きな方には少し物足りなく感じてしまう可能性があります。ビーチや公園は充実しているので自然の中でゆったりと暮らしたい方にはとてもおすすめです。
シドニー等の都会の英語と比較すると、ローカルのオーストラリア人も多いためいわゆるオージーイングリッシュと呼ばれる英語のなまりがあります。オージーイングリッシュに慣れるまでは、聞き取りづらく感じるかもしれません。日本では聞き慣れない英語だからこそ、理解できるようになった際には他の国の英語も聞き取りやすくなったという人もいらっしゃるので、ローカルで話されるちょっぴり癖のある英語も慣れてみたいという方は是非挑戦してみて下さい。
パースは、公私をしっかり分けるオーストラリアの田舎らしい田舎の都市のため、夕方ごろにはパブ以外のお店がほとんど閉まってしまいます。夕方以降は家族とゆっくり過ごす方が多いので、夜の街は暗く人通りが少なくなってしまいます。遅くまで遊べる施設も少ないため、夜まで明かりが続くような娯楽が多い都市で暮らしたい方にはあまり向いていないのかもしれません。
まとめ
以上、パースのメリットとデメリットから、パース留学に向いている人は、
・温暖な気候や晴れの日が好き
・自然のアクティビティやレジャーが好き
・日本人が少ない環境で就学したい
・ゆったりとしたオーストラリアらしい留学をしたい
という人になります。
逆に向かない人は、
・費用をできる限り安く抑えたい
・都市で仕事をジャンジャンしたい
・気軽に他都市や海外旅行に行ける環境が良い
・圧倒的都市派
という人になります。
大都市での留学は意外とイメージしていたオーストラリア生活とは異なる部分もあります。オーストラリアらしい自然と穏やかさを楽しみたい方にはパース留学がおすすめです。少しニッチな留学先としてパース留学はいかがでしょうか。
パースやオーストラリアでの留学に興味を持った方
無料留学説明会はこちらまで