海外での就職や日常的な英語力のレベルアップを目指している方はケンブリッジ英検がおすすめです。
海外での大学や大学院への進学を考えている方にはIELTSが適しています。
海外での就職や日常的な英語力のレベルアップを目指している方はケンブリッジ英検がおすすめです。
海外での大学や大学院への進学を考えている方にはIELTSが適しています。
イギリスの名門校であるケンブリッジ大学により考案された英語検定試験で、多くの大学や企業、教育機関で受け入れられている国際資格です。特にヨーロッパでの知名度は非常に高く、ケンブリッジ英検を取得しているかしていないかで就職に大きく関わります。また、IELTSやTOEFLとの大きな違いは資格の有効期限が無く一生涯の資格という点です。一度合格をすれば資格の更新が必要ないため、その点も受験者から支持されています。
世界の基準としてもB2(FCE)レベル以上の資格が就職活動の際に使える資格として認知されています。B2(FCE)に焦点を当てると、語学学校でUpper-Intermediate(中上級)もしくはAdvanced(上級)クラスの方が受験に適したレベルだと言えます。自身のレベルによってはA2(KET)やB1(PET)に合格してから挑戦することを勧めます。C1(CAE)以上のレベルは独学での対策は難しいため、語学学校のケンブリッジ英検コースへ通うことをおすすめします。
レベル | 他の英語試験との比較 | 英語力 | 参考検定料 |
---|---|---|---|
A2(KTE) | 英検3級 IELTS4.0 TOEFL350~380 TOEIC300~350相当 |
日常会話における最低限のコミュニケーションができるレベルです。 | ¥9,720 |
B1(PTE) | 英検3~準2級 IELTS4.5 TOEFL380~430 TOEIC350~500相当 |
英語圏での生活ができるレベルです。 | ¥11,880 |
B2(FCE) | 英検準1級 IELTS6.0~6.5 TOEFL500 TOEIC800~900相当 |
英語環境の職場で働くことができるレベルです。 | ¥19,980 |
C1(CAE) | 英検1級 IELTS6.5~7.5 TOEFL525~550 TOEIC900~950相当 |
海外での大学や大学院への進学への入学可能、多くの企業や政府機関から英語上級者と認定されるレベルです。 | ¥22,140 |
C2(CPE) | 英検1級以上 IELTS8.0 TOEFL600+ TOEIC950+相当 |
ネイティブスピーカーと同等の英語力と証明できます。専門性の高い職業への就職可能レベルです。 | ¥25,380 |
※検定料は試験の種類・受験場所によって異なります
ケンブリッジ英検を取得するメリット
一生使える資格
一度合格をすれば、更新の必要はありません。さらに、資格があれば海外赴任のポジションに任命される可能性があります。
試験内容は日常的な英語が出題される
IELTSやTOEFLと比較をすると、大学や大学院で用いられるアカデミック英語ではなく、語学学校や日本での大学受験で用いられる一般英語から出題されます。勉強したことが生活の中で活きるということも大きなメリットです。
総合評価が大切
ケンブリッジ英検では、4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)ごとに採点され、総合点が合格点を上回っていれば試験合格となります。例えばリーディングのスコアが合格基準より下回っていた場合でも、残りの3教科がリーディングの分もカバーをすれば試験に合格できます。
IELTSはイギリスの教育機関によって行われている英語能力試験です。オーストラリア、イギリス、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ共和国など120ヵ国以上、約6000の政府機関、企業などで採用されており、これらの国のほとんどの教育機関で入学の際の英語力証明として使うことが出来ます。アメリカ合衆国では3000以上の教育機関でIELTSが採用されています。IELTSのスコアは筆記試験を受けた日から2年間有効です。ここは有効期限のないケンブリッジ英検とは違う点なので注意が必要です。
IELTSを受験する際には自分の目的に合ったモジュールを受験する必要があります。海外の教育機関へ進学を目的としている場合は基本的にAcademic Moduleを受験します。また、海外への移民や就職などにIELTSスコアが必要な場合はGeneral Training Moduleを一般的に受験します。またケンブリッジ英検とは違い、試験結果は合否判定ではなく、バンドスコアという形で英語力を測定することができるため、自分の英語力を測るための指標として利用することも可能です。
IELTSスコア | 英語力 |
---|---|
9.0 | 十分に英語を駆使する能力を有している。適切、正確かつ流暢で完全な理解力もある。 |
8.0~8.5 | 時折不適切はあるが、十分に英語を駆使する能力を有している。議論も可能である。 |
7.0~7.5 | 状況により誤解が生ずる可能性もあるが、英語を駆使する能力を有している。複雑な言語も概して上手く扱っており、詳細な論理を理解している。 |
6.0~6.5 | 不正確さ、不適切さ、および誤解がいくらか見られるものの、効果的に英語を駆使する能力を有している。特慣れた状況下では複雑な言語を使いこなすことができる。 |
5.0~5.5 | 部分的に英語を駆使する能力を有しており、概ね全体的な意味をつかむことができる。基本的なコミュニケーションを行うことができる。 |
4.0~4.5 | 慣れた状況においてのみ、基本的能力を発揮できる。理解力、表現力の問題が頻繁にみられる。複雑な言語は使用できない。 |
3.0~3.5 | 非常に慣れた状況において、一般的な意味のみを伝え、理解することができる。コミュニケーションが頻繁に途絶える。 |
2.0~2.5 | 確実なコミュニケーションを行うことは不可能。慣れた状況下で、その場の必要性に対処するため、極めて基本的な情報を単語の羅列や短い定型句を用いて伝えることしかできない。英語による会話、および文章を理解するのに非常に苦労する。 |
1.0~1.5 | 単語を羅列して用いることしかできず、基本的に英語を使用する能力を有していない。 |
IELTSを受験するメリット
スコアが様々な国で通用する
120ヵ国以上の様々な機関でIELTSのスコアは通用します。留学や就職、移民などあなたの目的に併せて取得したスコアを利用することができます。
公平性と信頼性
世界中の多くの機関で採用されているということはIELTSはそれだけ信頼されている英語能力試験だということです。テストは全ての受験者にとって公平であるように実施されるため安心して受験することができます。
本当に使える英語力を測る
IELTSのスピーキングは面接官と対面で試験が行われます。1対1でのスピーキングテストではリアルな状態で英語力を測定することができます。また、近年ではパソコンを使った英語能力試験も出てきていますが、IELTSの筆記テストは紙と鉛筆で行われるので、日本人にとって馴染みがあるスタイルで受験したい方にもおすすめです。
TOEICはアメリカのETS(Educational Testing Service)によって開発された英語能力試験で、特定の文化を知らないと理解できない表現を排除して誰もが公平に受けることができる「グローバルスタンダード」としてTOIECを設けています。現在世界約160カ国で実施されており、総受験者数は266万人です。一度取得したTOEICスコアは有効期限はなく一生涯の資格になります。
日本では就職活動や昇進時にハイスコアの英語力を証明することで有利になることが多く、たくさんの方が受講されています。
TOEIC Programは2つのテストブランドの総称でTOEIC®TestsとTOEIC Bridge® Testsに分けられます。TOEIC®Testsは聞く・読む力のテスト、話す・書くの力のテスト、話す力のテストの3つに加えTOEIC Bridge® Testsdeでは英語初心者から中級者を対象とした聞く・読む力のテストと話す・書くの力のテストを実施しています。
種類 | 内容 | テスト方式 | テスト結果 |
---|---|---|---|
TOEIC® Listening & Reading Test | リスニング約45分間とリーディング75分間のテスト | マークシート方式 | 10~990点 |
TOEIC® Speaking & Writing Tests | スピーキング約20分間とライティング約60分間のテスト | パソコンとヘッドセットを使用 | 各テスト0~200点 |
TOEIC® Speaking Test | スピーキング約20分間のテスト | パソコンとヘッドセットを使用 | 0~200点 |
TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests | リスニング約25分間とリーディング35分間のテスト | マークシート方式 | 30~100点 |
TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests | スピーキング約15分間とライティング約37分間のテスト | パソコンとヘッドセットを使用 | 30~100点 |
TOEICを受験するメリット
一生涯の資格
160ヵ国以上の様々な機関でTOEICのスコアは通用します。14,000の企業・教育機関で利用されている為、日本での就職や海外での活動などに有利です。
目的や測定したい能力にあわせて受講できる
英語力を全体的に判断することも可能ですが、「スピーキング力だけ測りたい!」など個別でテストが組まれている為、目的にあった受験の仕方があります。
就職、昇進、海外赴任者選抜に有利
グローバル化が進む中で、日本の企業の多くが国際的に活躍できる人材を探しています。企業の約6割がTOEICスコアを採用時に参考にしています。海外出張や赴任を視野に入れている方はTOEICスコアの証明が大いに役立つでしょう。
OETはOccupational English Testの略でオーストラリア連邦政府によって設立された医療従事者の言語コミュニケーション能力を判断する国際英語テストで、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどの世界44ヵ国で認知されています。
OETの試験はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの科目に分かれ、患者の相談や症状の回答、フォローアップの質問、紹介状の書き方など現場で必要になるスキルが測られる為OETのスコアが効果的なコミュニケーションができるという証明になります。
現在OETが対応している医療職種は医師、看護師、歯科医、栄養士、薬剤師、作業療法士、検眼医、理学療法士、足治療師、レントゲン技師、言語療法士、獣医師で海外で医療の道へ歩みたい方やキャリアアップしたい方にはオススメの試験になります。
OTEスコア | 英語力 | IELTSスコア |
---|---|---|
500 ‐ 450 |
正確なトーンと語彙を用いて効果的に、かつ流暢に患者と医療従事者と十分に意思疎通できる。すべての会話や読み書きを理解していると証明できる。 | 8.0-9.0 |
440 ‐ 350 |
時折不適切、ためらいはあるが、効果的に医療英語を駆使する能力を有している。望ましい医療文脈の理解がある。 | 7.0-7.5 |
340 ‐ 300 |
医療現場で対話する能力を有している。時折ちょっとした間違いがあるものの、専門的に標準のコミュニケーションが取れる力がある。 | 6.5 |
290 ‐ 200 |
概ね医療現場で対話する能力を有している。時折ちょっとした間違いがあるものの、専門的に標準のコミュニケーションが取れる力がある。 | 5.5-6.0 |
190 ‐ 100 |
限られた知識の中で対話することができるが、より説明が必要になる可能性がある。しばしば間違いやコミュニケーションの正確さに欠ける。 | 5.0以下 |
90 ‐ 0 |
精通している分野やトピックで簡単な単語やおおまかな内容について理解が出来る。複雑な言語は使用できない。 | 5.0以下 |
OETを受験するメリット
医療に特化した英語力の取得
英語力のアップはもちろん実際に現場で使うシナリオが試験い組み込まれているので専門的なコミュニケーション力のアップが期待できる。
受験者からの高いフェードバック
OETを取得したことでスコアだけでなく現場で必要になるスキルが学べて実際に役立っていると方がたくさん!
国際的に使える医療英語資格
現在では44ヵ国でテストが開催されているOETですが、ビザや研究など医療部門での認知が高まっているので今後の広まりも期待できる。
コース | 期間 | 授業料 | 入学金 | 教材費 |
---|---|---|---|---|
ケンブリッジ英検コース | 週 | AUD190~465 | AUD100~260 | AUD60~220 |
IELTSコース | 週 | AUD190~465 | AUD100~260 | AUD60~ |
TOEICコース | 週 | AUD400~465 | AUD250~260 | AUD180~ |
OETコース | 週 | AUD200~300 | AUD200~250 | AUD80~ |
留学までの流れ
4~8ヶ月前
情報収集・エージェントに相談
3~4ヶ月前
学校の英語試験受験
2~3ヶ月前
学校への申込み手続き
1~3ヶ月前
ビザ申請・航空券・海外保険手配
1~2週間前
渡航準備